■2種類のトゥイーターをラインナップ
カロッツェリア
「TS-C1730S」(3万5200円)
ドア鉄板部の強度不足や不要な共振による音質劣化を防ぐ「インナーバッフル」。素材にMDFを採用し、低域のレスポンスに優れたスピード感にあふれるサウンドを生み出す。
純正品と入れ替えられるカスタムフィットスピーカーで、ドア内に装着する17cmウーファーとダッシュボード上に装着する別体型トゥイーターのセット。独自のOpen & Smoothコンセプトで臨場感あふれるサウンドを再生。
▼こちらも必要!
カロッツェリア
「UD-K521」(3850円)
ドア鉄板部の強度不足や不要な共振による音質劣化を防ぐ「インナーバッフル」。素材にMDFを採用し、低域のレスポンスに優れたスピード感にあふれるサウンドを生み出す。
■車種により純正取り外しに苦労するが交換自体は簡単
【取り付け手順】
難易度:★★★★☆
作業時間:約180分
<手順1>ドアの内張りを取り外す作業から開始。インナーハンドル部のカバーを開け、その下に隠れているネジを外す。
<手順2>内張りはがしを隙間に入れて、内張りからパワーウインドウのスイッチパネルを外す。数カ所のツメで留まっている。
<手順3>パネル裏側のパワーウインドウ用コネクターのロック部を押して引き抜く。
<手順4>スイッチパネルが装着されていた場所の内部に隠れている2本のネジを取り外す。ネジの場所は車種によって異なる。
<手順5>内張りの周囲はクリップで留まっているため内張りはがしで隙間を開けた後に手前へと引き、そのまま上に持ち上げる。
<手順6>内張りの裏側にはインナーハンドル、ロックレバーと連動した2つのワイヤーが接続されている。ワイヤーは樹脂パーツの切れ目まで移動させて、上に持ち上げると外れる。グリスが付着しないよう注意。
<手順7>内張りの裏側にコネクターやワイヤーが接続されていなければ、内張りを取り外せる。クリップの脱落にも気を付ける。
<手順8>内張りを取り外した状態。全体に貼られているビニールは防水効果をねらったものなので、問題がなければ取り外さない。
<手順9>車種によっては純正スピーカーがリベットで留まっている。その場合にはドリルでリベットに穴を開ける必要がある。
<手順10>インナーバッフルを付属のネジで取り付ける。不要なビビリ音が発生しないようネジはしっかりと締めることが大事。
<手順11>スピーカーの周囲にクッションを貼る。振動や音漏れを防ぐ効果があり、スピーカーの性能を発揮させるには欠かせないもの。
<手順12>純正スピーカー配線とスピーカーに付属している変換コネクターの配線を接続。コネクターをつなぐだけのワンタッチ。
<手順13>ネットワークユニットと変換コネクターの配線を接続する。こちらも工具は不要。確実に差し込む。
<手順14>コネクターが鉄板などと接するとノイズが発生するため、付属のクッションを巻く。粘着テープ付きで手間がない。
<手順15>ネットワークユニットを両面テープで貼る。内張りのクッションと干渉せず、脱落しない平らな場所を選ぶこと。
<手順16>ネットワークユニットの配線をウーファーユニットの裏側に接続する。プラス端子とマイナス端子は形状が異なる。
<手順17>ウーファーユニットをインターバッフルに固定する。付属ネジを使ってガタツキが発生しないように締め込むこと。
<手順18>これでウーファーユニットの装着は完成。配線はジャマにならないよう取り回し、余るようであればロックタイで束ねておく。
<手順19>トゥイーターユニットとネットワークユニットの配線を接続する。配線は取り付け説明書をよく読めば難しくない。
<手順20>トゥイーターユニットをダッシュボードの端やドア内張りの端などに付属のクッション付き両面テープで固定する。
完成!
今回の手順は編集部が行った一例で、メーカーの推奨とは異なります。作業をする際は安全な場所を確保し、自己責任でお願いします。自信のない方は専門のショップを利用しましょう
※2021年3月16日発売「Car GoodsPress」94号70-71ページの記事をもとに構成しています
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<文/浜先秀彰 写真/澤田和久>
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