1. 抜群の通気性とフィット感
タウンユースとしても人気のグレゴリーですが、元は1977年に米カリフォルニアで創業した登山用テクニカルパックのブランドです。新作の「カトマイ」は容量55Lと65Lの2種類から選べる登山用大型バックパックになります。最大の特徴は背面。背中部分からヒップベルトまで一体となったメッシュで覆われ、さらにフレームにより背中とバッグの間に隙間を作り、抜群の通気性を確保しつつ、オートフィット機能付きショルダーストラップで体型や体の動きに応じて自動的にフィットしてくれます。
2. シンプルイズベストを体現
日本を代表するアウトドアブランド、モンベル。最近はキャンプや農作業といったさまざまなジャンルの製品を手掛けていますが、モンベルの基本はやはり登山。この「ストームパック」も、モンベルらしい機能美あふれる小型バックパックです。容量は20Lと30Lの2種類。生地の切り替えを最小限に抑えたシンプルな構造で、30Lでもわずか500g程度とかなり軽量に作られています。素材には耐水性と耐摩耗性が高い“バリスティック・タフコート”を使い、多少の雨でも問題なし(完全防水ではありません)。シンプルながらもチェストベルトとウエストベルトを備えています。
>> シンプルだけど高機能!モンベルらしさあふれるザックです
3. 環境保全から生まれた白いバックパック
テクニカルパックではかなり珍しい真っ白なバックパックを生み出したのは、米カリフォルニア発の本格クライミングギアブランド、マウンテンハードウェア。以前より環境保全の取り組みを続けており、そして生まれたのがこの「アルパインライト」です。ほとんどの素材の染色工程を省くことで汚染水をなくして環境負荷を減らす。その結果が真っ白なバックパックです。ドローコードもサステナブルな観点から既存の在庫品を流用するため、色はランダムになるという徹底ぶり。もちろん機能性は、多くのプロをサポートするブランドならではの高さを誇ります。
>> 真っ白さがエコの証!機能性もバッチリなマウンテンハードウェアの本格ザック
4. 背中の大きな空間こそが真骨頂
100年以上の歴史を持つドイツの老舗バックパックブランド、ドイター。背面の通気性を確保する“エアコンフォートシステム”を生み出すなど、快適さには一日の長があります。今季はベストセラーモデル「フューチュラシリーズ」を刷新。シリーズ最大となる「フューチュラ Air Trek」にも、進化し続ける“エアコンフォートシステム”が搭載されています。フレームをアーチ状にしてメッシュパネルを張ることで、背中とバックパックの間に大きな隙間を確保。横から見ても大きな空間を確認できるほど。これにより抜群の通気性があり背中のムレを抑制してくれます。もちろん、隙間があってもフィット感は問題なし。この両立こそがドイターが支持される理由です。
>> ドイターの定番バックパックがさらに快適な背負い心地に!
5. デザイン性も機能性も抜群
1989年にカナダで生まれたアークテリクス。手掛けるバッグは近年タウンユースでも人気ですが、クライミングハーネスからスタートしたブランドだけあり、実は高い技術力を持つ硬派なマウンテンギアメーカーです。新作となる「エアリオス 45 バックパック」は、45Lという中型ながら重さを約1kgに抑え、さらにサイドや上部、ヒップベルト、ショルダーハーネスなどにポケットが付くなど、使い勝手にも配慮されています。またメインの素材に使われいるコーデュラナイロンにはリップストップ加工とグリッド処理を施し、強度と耐久性は抜群です。
<文/&GP>
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