【特集】趣味時間傑作ヒットモノ最前線
リビングのエンタメで軸となるテレビを妥協せず選ぶなら、やはり4K有機ELがベスト。最新モデルはいずれも4K放送や多彩なVODサービスに対応し、独自の高画質技術もさらに進化している。
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■画質もコンテンツ対応も大幅進化
4K有機ELテレビは、ここ数年でラインナップが充実すると同時に、各社が独自技術を惜しみなく投入。成熟の時を迎え、特に「画質の進化は著しい」とオーディオ・ビジュアルライターの折原一也さんは見ている。
「独自設計のパネルを採用するメーカーが増え、ここ数年で画質はワンランク上の高みに到達しました。また、AIや認知特性を活用するなど高度な映像処理技術も目立ってきて、有機ELテレビは次のステージに進みつつあると思います」
サウンド面もスピーカー配置やアンプの強化により、従来の薄型テレビから飛躍的に進化。単体で立体的な音を楽しめるモデルも多い。
もちろん各種VODサービスへの対応も万全。いずれもNetflixやAmazon プライムなど10種以上のサービスを利用でき、地上波を含む多彩なコンテンツに横断的にアクセスする機能を備えたモデルもある。
「1台で膨大な映像コンテンツに素早くアクセスでき、納得の高画質で楽しめる」(折原さん)ので、まさにリビングの中心的存在になってくれるのだ。地デジ移行から10年を迎えた今は買い替えの好機とも言える。
いまテレビでできることを最大限に味わうなら、最新の4K有機ELテレビがベストな選択となる。
オーディオ・ビジュアルライター 折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て、独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などで、トレンド解説や製品レビューなど多彩な記事を執筆している。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務める
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