■グリル
BBQの肉料理といえばなんといってもグリルだろう。黄金色になった肉から脂がしたたり、パッと立ち上がる煙につつまれ香ばしさをまとう。いつもの肉が数段おいしくなるグリルは、まさにBBQマジック。豪快さを求めるなら直火方式、ベランダで手軽に楽しむなら電気式を選びたい。
1. 支柱式でラクラク高さ調整!人気の焚き火ハンガーとも相性よし
キャメロンズ
「ピットグリル」(5390円)
支柱に網を取り付けたワイルドなグリル。網の高さは自由に上下できるので、あらゆる焚き火台に対応できるし、火力調節もお手の物。網の中央付近からワイヤーが伸びて支柱側のフックに引っ掛けることで網が横に傾ぐことを防いでいる。ステンレス製。サイズ:グリルφ42、支柱88cm、重量:2.4kg
2. ビールの蒸気を吸ったジューシーな丸焼きチキンに感激
キャプテンスタッグ
「BBQ ビア缶 チキンスタンド」(1100円)
少しだけビールを残した缶に丸鶏をたててフタつきグリルでローストにする豪快料理、ビア缶チキンをするためのスタンドがコレ。スタンドを使えば安定感が生まれ、丸鶏が途中でひっくり返ることがなく、美しく焼き上がる。サイズ:φ19×H8cm、重量:160g
3. 電池でグルグル回るから焼きムラの心配無用
ロゴス
「くるくるクッキングリル」(2万790円)
両側に炭を入れるバスケットがあり、自動で回転する付属の串にブロック肉を刺して中央にセット。別売の焚き火台の上に載せておけば下・左右から熱が加わり均一に焼き上がるというアイデア商品。バウムクーヘン作りにも使える。炭は同社のエコココロゴスがベスト。サイズ:56.5×52×H27.5cm、重量:3kg
4. 人気のファイヤーラックで夢の豪快肉料理を
37CAMP
「BBQスキュワーキット」(8900円)
φ16mmの異形鉄筋で作られた別売ファイヤーラックに差し込む、塊肉を焼くための串。火であぶりながら、時折くるっと回すのだが、これがイベント的で楽しい。串2本で塊肉を支える。回転しやすいようハンドルと位置をロックできるプレート付き。サイズ:ミートアーム44×28cm、ミートシャフト全長66cm
5. 自宅のベランダでプロ並みのBBQができる
Weber
「Pulse 1000 電気グリル」(5万9990円)
スマホ連携のスマートアシスタント機能を搭載した電気式グリル。肉に突き刺す温度計も付属しており、専用アプリに登録されているメニューを指定すれば、焼き時間・グリルの温度・肉内部の温度などが自動的に設定さる。ベストな状態を知らせてくれるため、だれもがプロの味を再現できる。
6. 形が崩れずきれいにひっくり返せるバスケット
コールマン ジャパン
「グリルバスケットクッカー」(3480円)
ホットサンドメーカーのような両開きのバスケットに肉を入れたら、焚き火に直接かざすだけ。形をくずさず簡単にひっくり返せて、串焼きよりも楽にあぶり料理ができる。長いハンドルは取り外してコンパクト収納を実現している。サイズ:45×20×H3cm、重量:475g
■フライパン
ステーキをおいしく焼くのは厚手の鉄板がいいとされているが、フラットな鉄板はソースを絡める調理が難しい。おいしく肉を焼けて、さらに肉汁を使ったソース作りまでできてしまうフライパンがあれば、キャンプでグラマラスなおもてなし料理も実現。ハンドルに注目すれば小型鉄板並みに持ち運びだって苦にならない。
7. 回転するハンドルでコンパクト収納を実現
millio
「鍛造コンパクトフライパン(蓋セット)」(2万2000円〜)
兵庫県三木市で製造されている一生モノの鍛造フライパン。木槌と金槌で鍛えるため鉄が高密度になり、熱伝導率アップ。蓄熱性も上がって厚みのある肉にじっくり火を通せる。横向きに回転するハンドルを搭載したフライパンは、鉄輪で固定するのでグラつきもない。サイズ:φ17cm、重量:約1kg、サイズ:φ22cm、重量:約1.6kg
8. ステーキを焼くために生まれたオーバル型
極SONS
「COCOpan プレミアムステーキ」(1万780円)
焦げにくくて錆びない、空焼き不要の窒化鉄を用いたCOCOpanシリーズは、ハンドルを取り外してテーブルにそのまま出せば食器に変身するユニークなフライパン。プレミアムステーキはステーキ用のオーバル型で底も厚めの2.3mm。熱々のまま食べられる。サイズ:16×29×H4.5cm、重量:1.46kg
※2021年5月6日発売「GoodsPress」6月号74-75ページの記事をもとに構成しています
<文/大森弘恵>
【関連記事】
◆簡単なのにハズレなし!間違いのない焚き火料理3選【絶品!BBQ&キャンプ飯の強化書】
◆野外料理人の特選調理道具【絶品!BBQ&キャンプ飯の強化書】
◆メーカーの腕自慢が推しギアで作る極上キャンプごはん12レシピ【いま買うべきキャンプギア】
- 1
- 2