日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021をチェックすると、33のノミネート車のうちなんと20モデルが広義の意味でSUVに(1エントリーで複数車種がある中にSUVが含まれるものもカウント)。
ニューモデルの半数以上がクロスオーバーモデルを含んだSUVという時代。これは、日本はもちろん世界中で多くの支持を集めているという証。街を見渡しても大小さまざまなSUVを見かけます。
ただ、あまりにも増えすぎてしまったために、SUVには食傷気味…という人も増えてきているように感じます。
そんな人にもう一度注目してほしいのがステーションワゴン。
何度かSUVを所有した人からは「やっぱりワゴンのほうが運転しやすい」「実は荷物が積みやすいのは最低地上高が低いワゴン」という話を聞くことが増えてきました。
国産車は新車のラインナップからステーションワゴンが消滅したメーカーもありますが、中古車ならまだまだ探すことが可能です。今でもワゴンをラインナップしている輸入車も、少し前のモデルが適度にヤレ感が出ていい味を出しています。
コロナ禍以降、スポーツカーの中古車相場は軒並み上昇。しかしステーションワゴンはまだその影響がほとんど出ていないので、低予算で購入することも可能です。
あえて今、ゆるい雰囲気の懐かしいワゴンを楽しんでみませんか?
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