【特集】必需家電[新]大全
自宅でのテレワークにノートPCを使っている人も多いだろうが、画面が小さいと何かと作業が大変。外付けモニターを導入して、この問題を解消したい。
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■“備え置き型”なら高さ調整可能か、“モバイルタイプ”は端子や解像度を確認
資料ファイルにオンライン会議ツール、ブラウザなど、テレワークでも複数のアプリを開きながら作業する人は多いはず。しかし、小型のノートPCでは画面が狭く、ウィンドウの切り替えも大変だ。そこで活用したいのが外付けモニター。大きく分けて“据え置きタイプ”とスリムな“モバイルタイプ”があるが、まず大型の据え置きタイプは何を基準に選べばいいのか? PCなどに詳しいライターの井上晃さんがまず挙げたのが、画面の調節機能だ。
「長時間画面に向かうことになるテレワークでは、画面高さを調整できることが重要。アームやスタンドを使って上下の高さ調整が可能かどうか、あるいは台を置いて対応できるか考えておくのが大切です」
仕様については、解像度や接続端子の種類が自分の作業環境に合っているかを確認。さらに、仕事の種類によっては色の表現力なども重要だ。これはモバイルタイプにも同じことが言える。
「モニターによって色味の再現率が大きく異なるので、業務上、正確な色味を知る必要がある場合には、解像度よりも必要な色域やHDR対応などをチェックすべきでしょう。デスク周りをスッキリさせたい場合には、接続とPCへの給電が同時にできたり、USBハブ的な機能を備えてたりすることも大切です」
ライター 井上晃さん
スマートフォンやタブレットといったデジタル機器を軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。幅広いWebメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿している
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