音質重視で選ぶ珠玉のヘッドホン14選【趣味時間最強ベストギア】

■音も利便性も欲張るなら断然ワイヤレス

1. オーバーイヤー型を再定義した注目モデル

アップル
「AirPods Max」(6万7980円)

周囲の環境から完全に遮断されたかのような、計算され尽くした自然な音が魅力。ジャズやクラシックの試聴に向いています。(折原さん)

今までにないサウンド体験を味わえるオーバーイヤー型。独自の音響設計と左右それぞれに搭載された“H1チップ”により、原音に忠実なサウンド再生と、高性能な“アクティブノイズキャンセリング”を実現している。

▲形状記憶フォームで作られたイヤークッションは、柔らかく耳回りに吸着して密閉性を高め、高音質を際立たせる

 

2. ワイヤレス仕様でもハイレゾ音質を楽しめる

ソニー
「WH-1000XM4」(実勢価格:4万4000円前後)

LDAC対応機器との接続では、ハイレゾコンテンツを従来比の最大約3倍の情報量で伝送でき、細かい表現も楽しめます。(折原さん)

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1の性能をさらに引き出し、ノイキャン性能が向上。AI技術を組み込んだDSEE Extremeの搭載で、あらゆる音源をハイレゾ級の音にアップスケーリングする。

▲40mm口径のダイナミックドライバーを搭載。深みのある低音域、正確な中音域、クリアで透き通った高音域を奏でる

 

3. ケーブルを気にせず純粋にいい音を楽しめる

SHURE
「AONIC 50」(3万9820円)

同社はプロ向けの製品を多数開発。そのため本機も、メリハリの利いたとてもクリアで高解像の音を楽しめます。(折原さん)

長年におよぶステージやスタジオでの経験から誕生。周囲の雑音を除去するアジャスタブル・ノイズキャンセリングと、独自設計のヘッドホンアンプにより、臨場感ある音を奏でる。最長20時間使えるタフ仕様だ。

 

4. 最新ワイヤレスコーデックでありのままの音を奏でる

B&W
「PX7 Carbon Edition」(実勢価格:5万円前後)

同社の有名エンジニアがチューニング。空間の再現性に富み、ステージが浮かび上がるような音場を体験できます。(折原さん)

数々の賞に輝いた「PX7」のカーボン仕様。独自のφ43.6mmドライバーや巧みなチューニングにより、原音を忠実に再生する。Bluetooth aptX Adaptiveテクノロジーによりハイレゾ音源の高音質転送にも対応。

 

5. 何にも邪魔されずに音楽を楽しめる

BOSE
「BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」(実勢価格:4万5000円前後)

ボーズのノイキャン技術には定評があります。重低音が深くてリッチなため、クラブ系の音楽などと好相性です。(折原さん)

ボーズが得意とするアクティブノイズキャンセリングテクノロジーが、周囲の音をシャットアウトしてリラックスした音楽空間を構築。革新的なマイクシステムの搭載により、通話品質にも優れている。

 

6. 周囲のノイズレベルを最適化する高音質型

ゼンハイザー
「PXC 550-II Wireless」(実勢価格:4万4000円前後)

古くからノイキャンに挑戦してきたゼンハイザーの最新機種のひとつ。音質面ではクリアでシャープなサウンドが特徴です。(折原さん)

幅広い周波数特性を実現する32mm径のドライバーや高音質コーデックなどの採用で、伝統のゼンハイザーサウンドを奏でる。Alexaなどのボイスアシスタントにも対応する。

 

7. コンテンツに合わせて音質を調整可能

スカルキャンディ
「Crusher Evo」(2万3800円)

振動機能に目が向きがちですが、実は聴く人の聴力に合わせて音を最適化する機能など、いい音作りにも真摯です。(折原さん)

世界で唯一、低音に連動して振動するセンサリーベース機能を搭載した個性派モデル。40mm径のドライバーが奏でる音は、好みに応じて専用アプリでカスタマイズ可能だ。連続駆動時間は約40時間

 

【次ページ】音質にこだわりたいなら選びたいワイヤードヘッドホン7モデル

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