1. 最新装備満載でスポーツバイクへ原点回帰
HARLEY DAVIDSON
「SPORTSTER S」(185万8000円~)
ビギナーや女性に人気のスポスタが、最新カスタムスタイルで登場!今後クラシック風の兄弟車が出てくるかも!?(青木さん)
ハーレーの中で人気No.1のスポーツスターが、ついにフルモデルチェンジ。新開発の1250㏄水冷60度Vツインエンジンは、発進でも追い越し時の加速でも、いつだって力強く加速できるよう可変バルブタイミング機構を装備。出力特性などを状況や好みで選べるライディングモードも採用するなど、先進技術満載でデビュー。
2. 打倒ハーレーと言わんばかりのクルーザースタイル
BMW
「BMW R 18 B」(341万8500円〜)
Bはカスタムシーンで人気を博すバガーを意味し、トップケースなどを脱ぎ捨てたスタイリッシュな仕上がりです。(青木さん)
BMW史上最大となる1802㏄の水平対向2気筒エンジンを搭載。大型フェアリングやラゲッジケースなど伝統的スタイルを取り込みながら、速度を自動調整し、前走車との車間距離を一定に保つアダプティブクルーズコントロールを標準装備するなど、ハイテク満載なところはいかにもBMWらしい。9月末発売予定。
3. ツーリングとスポーツの二刀流にますます磨き
YAMAHA
「TRACER9 GT ABS」(145万2000円)
巡航時はソフトに快適、スポーツ走行時は腰のあるセッティングに変更できる電サス装備なので、ツーリング派にオススメ!(青木さん)
トルクフルなツインの扱いやすさと、高回転まで伸びる4発のイイトコ取りした3気筒エンジンは、排気量を845→888㏄に拡大。足長にした旅仕様のサスペンションは電子制御式に進化し、走行中も“味変”できる!
4. ファン垂涎カラーで今シーズンも人気独占
KAWASAKI
「Z900RS」(138万6000円)
キャブレター時代を思わせるズオォォォ~という力強い吹け上がりを見事に再現した4発エンジンにしびれてほしい!(青木さん)
ネオクラシック人気を牽引するカワサキの顔。販売台数3年連続1位(401㏄以上)の人気の秘訣は、ズバリ問答無用の名車「Z1」にそっくりだから。車体色も出た順に復刻され、最新版は’75年式の通称“青玉虫”を受け継ぐ。
5. 見た目は過激だがフレンドリーな2気筒SS
YAMAHA
「YZF-R7」(価格未定)
『4気筒のリッターSSではもてあます』。そんな意見を受け登場した気軽に走りを楽しめるスポーツバイクです。(青木さん)
好評のMT-07をベースに、MotoGP譲りのM字ダクト付きフルカウルを身にまとったSS(スーパースポーツ)。クイックシフターやフルアジャスタブルサスなど、見た目に負けない戦闘的な装備でSS入門に最適。年内発売予定。
6. ハイテク化と同時にオフロード性能も大幅アップ
DUCATI
「MULTISTRADA V4 S」(288万円~)
追走機能はしっかり実用に耐えられる完成度です。車間距離を任意に選べるのも賢いと思います。(青木さん)
排気量1158㏄のV型4気筒エンジンを積むビッグアドベンチャーが、市販二輪車初のアダプティプクルーズコントロールを搭載し、ハイテクを極めた。前走車との距離に応じて車間を自動調整するもので、死角検知機能も搭載する。
7. GSX-R1000譲りのエンジンを搭載
SUZUKI
「GSX-S1000」(143万円)
出来栄えの良さからカタナのベースにもなった隠れ名車が、俺は影武者じゃないと言わんばかりに自己主張。(青木さん)
スズキの最高峰SS、GSX-R1000譲りのエンジンを積むネイキッド版が、MotoGP顔負けのウイングレットを備えたアグレッシブな姿に大変身! 縦2眼で睨みを効かせ、トラコンは35段階という電子デバイスの充実ぶりも見逃せないl
8. スマホとのペアリングでライバルを猛追!
YAMAHA
「NMAX ABS」(36万8500円)
ウェット路面など滑りやすい状況でも安定した走りを可能にするトラコンは、通勤利用者が待ち望んだもの。(青木さん)
スマホの専用アプリ連動で、電話やメールの着信、電池残量などをメーター表示でき、スマホでは燃費や駐車位置を確認できるようになった。トラコンやアイドリングストップを装備し、クラス王座のホンダPCXをおびやかす。
※2021年9月6日発売「GoodsPress」10月号50-51ページの記事をもとに構成しています
<文/青木タカオ>
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