【価格破壊なヒットモノ実力診断】
続々と市場に5G対応機種が投入される昨今、お手頃なミッドレンジスマホには、高性能カメラや防水、長時間バッテリーなど、価格以上の機能を詰め込んだ高コスパな機種が目白押し。じっくり選んで自分史上No.1のコスパスマホを入手してほしい。
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21年は4~6万円程度のミッドレンジモデルでも5G対応が一般的となった。この価格帯において、急速に存在感を強めるのが、OPPOやシャオミといった中国系のブランドだ。
「洗練された筐体デザインで、上位モデルのように綺麗なディスプレイを搭載し、カメラも多機能――。そんなコストパフォーマンスの高いモデルが増えてきました。例えば、パンチホール型のインカメラや、ディスプレイのDCI–P3対応など、 従来は上位を中心に採用されていたような特徴が、すでにミドルレンジ帯の機種にも降りてきた印象です」(井上)
一方、価格や仕様の数値だけで製品を選ぶと後悔を招く可能性もある。普段使いを意識するのであれば、細かい仕様も確認したうえで選びたい。
「特に狙うべきは、防水仕様やおサイフケータイなど、いわゆる『日本仕様』に対応した機種です。長期使用を視野に入れる場合、microSDカードの対応容量なども確認しておくと安心です」(井上)
こうしたSIMフリースマホ は、ECサイト等で購入できるほか、MVNOがセット販売で 提供していることも多い。分割払いや、キャンペーン割引などを上手く活用することが、初期コストを抑えるコツだ。
ライター井上晃さん
スマートフォンやタブレットといったデジタル機器を軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。幅広いWebメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿している。