Scene 2 : BUSINESS TRIP(出張)
出張先では作業場所が確保で きないことも。こうした厳しい環境でも、普段通りのパフォーマンスを発揮するには工夫したアイテム選びが欠かせない。
「多様なスタイルがあるとは思いますが、個人的には移動時の負担を鑑みて、少しでも重さを減らしつつ、仕事を効率化させるアイテムを加えるといった調整がオススメ。例えば、アンカーのPowerCore FUSIONシリーズを携帯すれば、充電器とモバイルバッテリーが兼用になるほか、限られたコンセントを有効活用できることにも繋がります。また、作業効率を上げるために画面の広さが必要になる職業であればその浮いた収納スペースや重さ分、モバイルディスプレイの携帯を検討するなどしても良いかもしれません」(井上さん)
一方、現地でメールチェックや ビデオ会議などの簡単な作業しかしない場合には、身軽なスタイルで赴くことも一つの手だ。出先では 急速充電器として使える。
「運用方法に精通しているので あれば、iPadのようなタブ レットをノートPC代わりに携行すると身軽です。また、ビデオ通話などの音が周囲に漏れるのを防ぐ意味で、ヘッドセット などがあると安心。ファーウェイ『TalkBand B6』のように、スマートバンドを兼ねる製品もミニマルなスタイルに貢献します」(井上さん)
10. 出先では急速充電器として使える
Anker
「PowerCore Fusion 10000」(4790円)
携行する周辺機器を減らせる点で◎。本体への充電は、コンセントに挿して4時間程度で可能なので、充電管理が面倒という場合にも重宝する定番アイテムです(井上さん)
USB 充電器とモバイルバッテリーの1台2役を担う、シリーズ最上位モデル。最大20W出力に対応し、バッテリー容量は約10000mAhと大容量で、iPhone 12なら2回以上の充電が可能だ。
11. ヘッドセットは腕につけて携帯
HUAWEI
「TalkBand B6」(2万1780円)
最大約8時間の通話に対応するので、外出時などの急なビデオ会議・電話会議もこれで十分。携帯しながら日々の健康管理も行えて一石二鳥です(井上さん)
スマートバンドの本体を取り外すとヘッドセットとしても使える製品。1/56インチのカラースクリーンを備え、タッチ操作が行える。ヘッドセットとしてはデュアルマイクを備え、ノイズキャンセリングにも対応する。
12. iPadをノートPCライクに使うなら
ロジクール
「ComboTouch」(実勢価格:2万2770円前後 iPad/iPad Air/iPad Pro)
純正のMagic Keyboardと比べると、やや割安で入手できるのがポイント。外出時用などにiPadシリーズをPCライクに運用したい人にとって、注目のアクセサリです(井上さん)
Smart Connector対応iPadシリーズ向けのキーボードケース。トラックパッドを備えており、ポインタ操作も行える。ケースを装着したまま平置きもできるため、Apple Pencilでの書き込みも行いやすい。
13. どこでも3画面での作業環境を
Japannext
「Tri-Screen」(実勢価格:3万9800円前後)
ノートPC一台で作業するスタイルでも、作業効率UPにマルチディスプレイ環境の構築は必須。場所を問わずに左右対称の3画面環境を作れるアイテムとして、貴重な選択肢です(井上さん)
ノートPCに装着し、2枚分の画面を拡張できるモバイルモニター。10.1/11.6/13.3インチの3モデルがある。映像入力端子は、mini HDMIおよび USB Type-Cに対応。3画面利用にはPC側に映像出力端子を2つ使用する。