■テント
キャンプサイトの主役といえばやはりテント。出入りしやすく大きめ前室をもつテントがマストで、さらに冷え対策が万全なら100点だ。
1. 自立するって何かと助かる!
ハイランダー
「ハンガーフレームシェルター クロシェトポリコットン スタートパッケージ」(2万6980円)
パップテント、ポリコットンという人気コンビの新作。自立するので石の多い硬いサイト、凍った地面でも設営が楽にできます。(沖田さん)
近頃人気のパップテント型には珍しい自立式。結露しづらいポリコットンのスカート付きシェルター、キャノピーポール、インナーテントのセットで季節やスタイルにあわせてアレンジ可能。フレームは耐荷重20kgなので、帰宅前にシート類を干すなんてことにも重宝する。
2. 地面の冷たさを感じないコットテント
ヘリノックス
「タクティカル コットテント ソロ インナーテント(メッシュ)」(3万800円)
「タクティカル コットテント ソロフライ」(2万5300円)
一度使うと手放せないのがコット。コットの下にシートを敷けば湿気を抑えられるから、より快適に過ごせそう。(沖田さん)
冬は地面の冷たさの影響を受けず、夏は涼しく眠れるコットはこだわりキャンパーの必需品だが小型テントに入れるのは大変だ。こちらはヘリノックス タクティカルの名作コットの上にメッシュテントを装着し、フライをかけるので素早く設営できる。2022年1月発売。
3. サウナとキャンプの2WAYテント
アブレイズ
「UP 2ミニテント」(オープン価格)
火災や一酸化炭素中毒の心配があるためストーブを使えるテントはレア。なお、ストーブ利用は細心の注意が必要です。(沖田さん)
インナーテントを付属し、キャンプにも使えるサウナ用テント。中にサウナ用ストーブ(別売)を入れるため、サイズはφ270×H180cmとソロ利用にしては大きいが、折りたたみ傘のようにたたまれたクイックテント式なので設営は楽ちん。アブレイズ扱いのG-Stoveをインストール可能だ。2021年12月発売。
4. 大きめの前室付きでリビングを確保
ロゴス
「Tradcanvas Tepee 2ルーム 300」(3万5970円)
フライは難燃性バルキーポリタフタで軽く、火の粉がかかっても燃え広がりにくいテント。焚き火など火を扱う機会が増える冬キャンプに安心です。(沖田さん)
名前のとおり、ポールを境に寝室とリビングに分かれるワンポールテント 。 インナーテントは300/155×130×H160cmで2名就寝も可能だが、日が落ちると気温がぐんぐん落ちてテント内に引きこもることが多い秋〜冬は、電気毛布とともにゆったりソロで利用するのが正解。