■寝袋
登山でもない限り-20℃対応 の寝袋は不要に思えるが、冬営業のキャンプ場がある北 海道・旭川の冬の最低気温は-20℃以下。-15℃、-20℃対応の寝袋が必要なキャンプシーンも当然あるのだ。
5. 新型ボックスキルトで-23℃まで対応
ナンガ
「レベル 8-23 オーロラライト」(9万4600円)
“レベル8”はミルスペック規格のレイヤリング(レベル1~7)のさらに外側を包む=寝袋と定義したことから。本気度がうかがえます。(沖田さん)
表地に、軽くて防水透湿素性のあるオーロラライトを採用した最高峰モデル。体にフィットするようなディファレンシャルボックスキルト構造によりダウンのもつ保温力を極限まで引き出している。快適使用温度-13℃/下限温度-23℃
■バーナー
ソロキャンプでは焚き火をしながら料理を楽しむスタイルが定番で、バーナーはカセットボンベ式を好む傾向が強い。コンパクトで安全装置付きなら室内での卓上調理にも使えると好評だ。
6. 内炎式のミニマルバーナー
アマダナ
「amadana カセットコンロ」(想定価格1万6800円)
※一般発売は2022年。11月中旬までGREEN FUNDINGにて先行予約受付中
耐熱スチールの五徳は使っているうちに色がつき、 自分のものになっ たと実感するはず。クロス型でマグカップを使えるのも実用的。(沖田さん)
安全装置付きにも関わらず26.5×16×H10.6cmという驚くほどコンパクトなカセットコンロが誕生した。バーナーは内炎式で高効率。
無駄をとことん省いた本体は、黒皮アルミダイキャストで幅広いキャンプスタイルにマッチする。重量約1.5kg。
■食器&クッカー
秋冬キャンプを楽しむうえで欠かせないのが、あたたかみのある食器と保温力の高いクッカーだろう。デザイン性の高さはもちろん、壊れずずーっと使えるサステナブルなものであることも重要。
7. サステナブルなククサ
ベアボーンズ
「ククサカップ」(4oz:2310円、7oz:2860円、14oz:3300円)
アカシア生まれなので軽く、持ち運びやすいククサ。容量は3種類で、一番大きな14ozは約410mlで具だくさんスープをいれるのにちょうどいい。4ozは118mlでショットグラスがわりに。(沖田さん)
北欧生まれのククサは本来白樺コブで作られてきたが、近年は白樺コブが貴重なものに。そこでベアボーンズでは伝統デザインを踏襲しつつ、持続可能な方法で調達された天然アカシアで作ったククサカップを発表。 天然ならではの木目が素敵だ。
8. へら絞りの小さな鉄鍋
ロゴス
「LOGOS 鉄の職人ダッチ」(9790円)
容量1.2Lでソロやデュオにぴったり。鉄は重いから嫌という人がいるけれど、このサイズと重量なら気にならないのでは。(沖田さん)
蓄熱性の高い鉄の性質をいかしつつ、へら絞りにすることで厚みを抑えた小さなダッチオーブン。蓋のハンドルはスタンドとしても活躍する。
油慣らし不要で手に入れた日から使えるのもいい。19×17×H16.5cm、重量1.8kg。