【最優秀ベストバリューモノ大捜査】
キャンプ場の夜、それも月明かりのない夜は漆黒だ。自宅も街も明るい日常生活とは違い、ちょっと恐怖を感じるほど。そんなキャンプの夜だから、小さな灯りがひとつあるだけで穏やかに過ごせる。
気をつけたいのは、ソロキャンプの灯りは大光量=正義ではないということ。仲間や家族のためではなく、自分だけの灯りなので焚き火と相性のよい雰囲気のよい光を得たい。
アウトドアデイジャパン実行委員長の沖田さんは「焚き火台選びは悩ましいですよね。コンパクトなものは楽しいれど、料理をするとか長い薪を燃やすとなると不便だし、大きいとソロではもったいないなんて思うし。結局、薪をそのまま入れられて持ち運びしやすい細長い焚き火台にたどり着くのでは」と話す。
また、焚き火台や灯りギアで 自分らしさを表現するのも今どきの傾向とも。
「ガレージブランドはロットが少なく、デザイン、機能も個性的。手に入れるのが大変ですが、他の人とはかぶりにくいんです」
アウトドアデイジャパン実行委員長
沖田雅生さん
キャンプ雑誌編集長時代に都市型アウトドアイベント「アウトドアデイジャパン」を立ち上げたプロデューサー。フリーの編集者、ライターでもある。
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