【趣味な男の収納ギア】
クルマやバイク、そしてDIYを趣味にする人にとって、工具は目的を実現してくれる大切な相棒。どんな時でも使えるようにきれいに収納しておきたいもの。
その代表的存在がツールボックスであり、このページでは持ち運びできる小型タイプ、ページをめくった次の見開きでは大型の据え置きタイプを紹介。オススメするのは世界中の工具を販売する「ワールドインポートツールズ」の樋口亮店長だ
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この2年くらいの間にDIYにハマる人が増えている。あれも作りたい、こんなこともしたいと思うと、増えてくるのが工具の類。そうなると、問題になるのが収納法だ。
「正直言って、一般の人だと使わない時間のほうが長いので、保管場所に困ることがありますよね」とワールドインポートツールズ横浜店の樋口亮店長。そこで必要になってくるのが、工具箱やツールボックスと呼ばれるアイテムだ。
「工具箱選びは持っている工具の種類や数、行う作業よっても変わってきます。ですが手持ちもできる小型のものは、クルマで移動して使うような人ならばプラスチックや樹脂製のものが良いでしょう」
金属製は確かに耐久性が高いが工具も金属。振動で工具と箱がぶつかる音がして運転中に気になったり、双方に傷が付くことがある。また、トランクの中で工具箱自体が動いて、内装を破損することもあるからだ。
「ただプラや樹脂は箱自体も軽くていいのですが、オイル汚れが付いたり、紫外線に当ったりすることで経年劣化が進み壊れやすくなるというデメリットもあるので気を付けてください」
工具同様、ツールボックスも使い方を吟味して選ぶほうがいいだろう。
World Import Tools 横浜店
店長 樋口亮さん
世界中の工具を取り扱うWIT横浜店の名物店長。豊富な知識と軽妙なトーク術で、あらゆる工具に関して的確なアドバイスを送る。その人柄から店長と話すためだけに来店するファンも多い。YouTubeチャンネルでも活躍中!