【趣味な男の収納ギア】
クルマやバイク、そしてDIYを趣味にする人にとって、工具は目的を実現してくれる大切な相棒。どんな時でも使えるようにきれいに収納しておきたいもの。その代表的存在がツールボックスであり、このページでは持ち運びできる小型タイプ、ページをめくった次の見開きでは大型の据え置きタイプを紹介。オススメするのは世界中の工具を販売する「ワールドインポートツールズ」の樋口 亮店長だ。
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雨を凌げるガレージや広い作業スペースが確保できる環境があるから本格的に取り組みたいという人は、据置タイプのツールボックスを求めてもいい。
「DIYにしても、バイクやクルマを触るにしても、本格的にハマると工具はどんどん増えていきます。店でもよく相談されるのですが、今持っている工具の種類と数よりも余裕を持って収納できるサイズを購入したほうがいいですよとアドバイスしています」と樋口さん。
大型の収納ボックスは値段も張るし重量も重くなる。そうそう、買い替えたり、足したりすることができないからだ。
「キャスター付きか、そうでないかもポイントになります。特にクルマやバイクをいじるのであれば、ロックもできて、重量にしっかり耐えられる移動用キャスターが付いていたほうが車体の近くまで行けて便利です」
移動できないチェストタイプでも、必要な工具を小型のツールボックスに入れて、作業する場所に行くという方法もある。また、もしガレージ等がある環境であれば、壁面にラックを作ったり、フックを取り付けたりして工具類を見える化して収しておく手もある。こうすると、作業場にいかにも本格的な雰囲気が漂ってきて、モチベーションがさらにあがるのだ。
World Import Tools 横浜店
店長 樋口亮さん
世界中の工具を取り扱うWIT横浜店の名物店長。豊富な知識と軽妙なトーク術で、あらゆる工具に関して的確なアドバイスを送る。その人柄から店長と話すためだけに来店するファンも多い。YouTubeチャンネルでも活躍中!