【趣味な男の収納ギア】
バッグには実に多彩な種類があり、特定の用途に特化したものも少なくない。そのひとつがカメラバッグ。精密機器を守り、快適に使うための工夫が盛り込まれたカメラバッグは、撮影の大切なパートナーとなる。多彩なバリエーションの中から、ベストなバッグを見つけ出そう。
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最近はコンパクトなミラーレスが人気なので、手持ちのバッグに入れている人もいるだろう。しかし、精密機器であるカメラを安全に持ち歩くには、緩衝材などが付いた専用バッグを使いたいところ。
また、カメラ用のバッグは、撮影に向いた機能が充実したものが多い。被写体を見つけたら素早く取り出してスムーズに撮影できるなど、快適に使える工夫が随所にあるのだ。では、どんなバッグを選べばいいのか? まず考えるべきは、所有しているカメラのサイズと実際に使うシチュエーションだ。
写真家の大浦タケシさんは「例えば街歩きなどで使うならショルダータイプが便利」と話す。
「街中や旅行先でサッと撮影するなら、その度にバッグを降ろして開閉するのは面倒。ショルダーバッグなら肩に掛けたままカメラを出し入れできるので、撮影がスムーズです。ミラーレスにレンズ1〜2本程度なら、ショルダーでも十分でしょう」
交換レンズを3〜4本、さらにノートPCも持ち歩くような本格的な撮影には、大型のバッグパックやキャリーケースが便利だ。特にプロカメラマン御用達のバックなら、実用性はお墨付き。一度使ってみれば、多くのプロが愛用する理由がよくわかるだろう。
写真家 大浦タケシさん
カメラ専門誌やWeb媒体等でレビュー記事などを執筆。フィルムカメラからドローンまで、興味の対象は幅広い