全自動コーヒーメーカー10モデルバトルロイヤル【快適ラクチン趣味活モノ】

7. 20通りの中から選択可能、挽き目、濃度をカスタマイズ

レコルト
「コーン式全自動コーヒーメーカー」(2万2000円)

▲サイズ:W150×D300×H345mm、重量:約3.4kg

挽きから抽出までボタン一つでOK。抽出したコーヒーはポットの中で対流させて均一にするため、注ぐ順番に関わらずムラのない味わいが楽しめる。タッチパネルを採用した簡単な操作性が高評価ポイント。カップ数に合わせて蒸らし時間も自動調整するなど、とにかく手間をかけず美味しいコーヒーを淹れたい人におすすめ。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★☆☆
メンテナンス性:★★★☆☆

8. 豆本来の濃密なコクと高メンテナンス性が◎

シロカ
「全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A351」(1万6280円)

▲サイズ:W162×D280×H264mm、重量:2.7kg

最小限のボタン操作で最高の一杯を抽出。約30秒の絶妙な蒸らし時間とステンレスフィルターで淹れた油分を含んだ濃密なコーヒーが味わえる。給水タンク、ミル付きバスケット、フィルターなどが本体から外せて丸洗いできるシンプルな構 造を採用するのに加えて、パーツが少なく故障が少ないのもポイントが高い。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★☆☆
メンテナンス性:★★★★☆

9. コスパ重視派に最適 コンパクトでシンプル操作が◎

ラドンナ
「Toffy 全自動ミル付 アロマコーヒーメーカー」(7880円)

▲サイズ:W132×H234×D168mm、重量:2.7kg

1万円を切る高コスパモデル。機能は最小限だがバランスのいい風味が楽しめる。コンパクトな本体に加え、シンプルな構造で、豆や水の投入なども直感的に操作が可能。気になるミル使用時の音も静かで、夜のコーヒータイムでも気にならない。豆からも粉からも抽出できる使い勝手の良さ&コンパクトさが高評価のポイント。

機能性:★★★☆☆
操作性:★★★★☆
コスパ:★★★★☆
省スペース性:★★★★★
メンテナンス性:★★★☆

10. 最大10杯を一度に抽出たっぷり楽しみたい人に

クイジナート
「10カップミル付 全自動コーヒーメーカー」(実勢価格 1万7300円前後)

▲サイズ:W207×D320×H386mm、重量:約4.1kg

スタイリッシュでコンパクトなデザインながら、最大10杯分のコーヒーを1度に抽出できる大容量モデル。大量に淹れた後は煮詰まりをおさえて保温ができ、美味しさをキープする。夜セットして翌朝コーヒーの香りで目覚められる予約タイマー付き。操作パネルがシンプルで、設定したとおりの忠実な味と風味が味わえるのも高ポイント。

機能性:★★★★☆
操作性:★★★★★
コスパ:★★★☆☆
省スペース性:★★★★☆
メンテナンス性:★★★★☆

■使いやすさ、操作しやすさが重要

プロがオススメするコーヒーの淹れ方は数多くあるが、何よりも大切なのは挽きたての豆をすぐに抽出すること。その都度挽いた方が圧倒的に風味が良く味わいも深い。そういう意味でミル付きの全自動コーヒーメーカーは、コーヒー好きにとって最高のチョイスといえるだろう。

「これまで使っていたものよりもグレードアップしたコーヒーメーカーを求める人が増えましたね。そうなると自動的に全自動タイプが選択肢の中心になってくると思います」とは前出の堀川さん。

各社が独自の技術を投入して作り上げたコーヒーメーカーなので、どれもおいしいのは間違いない。選ぶ基準としては、機能性や操作性、コスパ、サイズ、掃除のしやすさなどがポイントになってくる。

「特に使いやすさ、操作のしやすさは大切な部分です。今もスマホで操作できるコーヒーメーカーは登場していますが、今後はさらに増えていくと思います。挽き目の大きさ、抽出濃度などの細かいカスタマイズがスマホなどでできるようになると、自分好みの最高の一杯がより簡単に淹れられますからね」

さまざまな機能をもったモデルが多数ある中で堀川さんがオススメするのは、シロカの「全自動コーヒーメーカー カフェばこ」。

「これはコーヒーメーカー入門者にオススメしたいモデルです。手頃な価格で操作も簡単。さらに小型でデザインもいいので、今人気のマシンですね。そのほかコーヒー抽出時の“演出”にこだわりがあるモデルも人気です。コーヒーが落ちるところが見えたり、フワッと蒸気が上がって香りが漂ったり、待っている時間が有意義になるモデルも満足感が高いですね」

今や全自動モデルのコーヒーがおいしいのは当たり前。注目すべきポイントをまとめたチャートをチェックしつつ、自分のライフスタイルに合った最高の一杯を追求してほしい。

>> 【特集】快適ラクチン趣味活モノ

※2021年11月6日発売「GoodsPress」12月号28-31ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/今雄飛(ミラソル・デポルテ)>

 

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