クルマと比べると電動化が進んでいないバイクの世界ですが、輸入車を中心に購入できる電動バイクの選択肢は増えてきています。日常の足として便利に使えそうな原付クラスから、100km以上の航続距離を持つ軽二輪まで、いま国内で買える電動バイクの中から、バイク乗り視点で“欲しい”と思えるようなモデルを選んでみました。
■国産メーカーで普通に買えるのは1車種だけ!?
バイクの電動化に向けた動きはにわかに活発化していて、先日はカワサキが2025年までに10車種以上の電動化(ハイブリッドも含む)を実現すると発表。続いてホンダは電動バイクなどに用いる着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)」の活用に力を入れていくと発表しています。
これは交換式のバッテリーをステーションで充電し、交換することで充電時間を待つことなく走り続けられるというシステム。台湾などで普及しているシステムですが、こうしたステーションが充実して来たら電動バイクも一気に普及しそうです。
合わせてホンダはこのバッテリーを動力源とする電動のビジネス3輪スクーター「GYRO CANOPY e:(ジャイロキャノピーイー)」を発売。交換式のバッテリーを2個搭載した、航続距離約77kmとされている原付一種クラスのスクーターです。ホンダとしては3車種目のビジネス向け電動バイクになりますが、残念ながら法人向け販売だけで一般ユーザーは購入できません。
同じく交換式のバッテリーを採用したスクーターに「PCX ELECTRIC」という車種もありますが、こちらはリース販売専用。一般ユーザーが購入するのはちょっとハードルが高くなっています。
では、一般ユーザーでも買える電動バイクの中からオススメ6モデルをご紹介しましょう。
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