【快適ラクチン趣味活モノ】
いまや、おうち時間を充実させるアイテムは必要不可欠。その中でも人をダメにするほど快適な巣ごもりグッズを紹介。 今回は、ズボラを語らせたら右に出る者はいない小口覺さんにセレクトしてもらい、おすすめの使い方を聞いた。
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快適過ぎて、一度使うと手放せなくなることから、“人をダメにする”と賞賛されるアイテムたち。自宅で過ごす時間が増えた昨今、そして冬という季節柄、こういったズボラ巣ごもりグッズへの需要は高まるばかり。そんなズボラグッズについて、前向きに取り入れるべきと話すのが、“意識低い系マーケティング”を提唱する小口覺さんだ。
「自分も含めて、ステイホームでズボラな生活にシフトした人も多いはず。家の中にずっと居るとズボラになるのは当たり前だし、家だとそれが許されるわけで。おひとりさま家電の延長で、かっこいいものではないけれど、誰に見せるものでもないしラクなのが一番。ズボラでいいじゃないですか」
さらに続けて、道具の発達についても自身の見解を述べる。
「世の中のアイテムの多くは、そもそもラクをするために進化したのだと思います。でも、いくらスゴイことができるものでも、操作が難しかったら意味がない。ラクさを犠牲にしたくないので、簡単に使えることも重要です」
使い方が単純で、それでいて快適。人に見られるのはイヤだけど、家で使うぶんにはこれ以上ないラクさを味わえる。これこそ巣ごもりグッズの真骨頂。そんなアイテムを取り入れて、冬のズボラ生活を楽しみたい
意識低い系マーケター
小口 覺さん
ライター・コラムニスト・プロデューサー・コンサルタントとして、雑誌やWebメディア、企業サイトのコンテンツ制作を手がける。「ちょいバカ戦 略 ―意識低い系マーケティングのすすめ―」(新潮社刊) など著書多数