クライミング用品メーカーのMSRが作るアウトドアギアは、機能的であり、そして個性的。これまでも本格的な登山向けギアを次々とリリースしており、こだわり派には人気です。
当然テントも機能的。これまではアウトドアを知り尽くした人向けというイメージがあったのですが、新作では初心者でも扱いやすいモデルが加わりました。それが「Freelite」です。
初心者でも使いやすいとはいえ、そこはやはりMSR。軽くて広くて機能的。フライシートを張った状態は、とてもテントには見えないですが、そこがかっこいいんですよね。
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2.注目の新興ブランドZEROGRAMのウルトラライトテント
近年、アウトドアの中でも人気のウルトラライト(UL)。とにかく軽くして体の負担を減らす装備のことで、長期間歩き続けるロングトレイルの人たちから発生したジャンルです。
そんなULギアを次々と生み出しているのがZEROGRAM。超軽量で革新的。そして安全性も高い。まさにロングトレイル向きであり、同じく軽さが重要なバックパッカー向きでもあるんです。
特にひとり用の、まるでツェルトのような「ZERO」は、重さがわずか630g。本当に軽いんです。他にも4人用の2面開ける夏向けテントもあります。知らなかった人はぜひチェックしてみてください。いま要注目ブランドのひとつです。
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3.居住性、通気性抜群なモンベルの新型テント
モンベルといえば、日本の気候を知り尽くした国産ブランドらしい堅実さがありますよね。創業以来30年に渡って販売され続けている「ムーンライトテント」のように、多くの人に愛されるギアを作り続けています。
でも実は、毎年新たな素材を開発し、使いやすく安全なギアも生み出しているんです。そんなモンベルの革新性をよく表しているのが、今年新発売となったテント「サンダードーム」です。
新たなフレーム構造、全面メッシュのインナー、小型ながら前室も作れる工夫など、使う人のことを考えて作られたテントになっています。通気性にも気を配っているので、夏でも快適に過ごせますよ。
4.この本格テントがなんと1万4904円!最初のテントにオススメ
Qualz(クオルツ)というブランドを知っていますか? 大型店舗に数多くの商品が並び、アウトドア好きでなくても行くだけで楽しくなるアウトドア専門店「Wild 1」が手掛ける自社ブランドです。
ブランド発足後は、チェアやテーブルといったファニチャー系のリリースが続いていました。どれもつくりはしっかり、コスパ抜群でちょっと気になっていたのですが、いよいよ本格的なギアが登場しました。それがソロキャンパー向けテント「TREK DOME 2」です。
なんと1万5000円を切る価格ながら、耐水圧も十分で、まったく何の問題もない仕上がりになっています。そして最大の特徴が、テントの短辺両側を開けられること。これなら、夏の暑い日中も、日差しを避けつつ風が通り抜ける、いい昼寝スペースになってくれそうです。今年フェス初参戦という人にピッタリですよ。
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5.唯一無二の居心地を!一度は体験してみたいハンモックテント
最後は変わり種をひとつ。ハイクオリティなキャンプギアで今や世界的なブランドになったスノーピークの“ハンギングテント”「スカイネスト」です。ん、ハンギング? と思いますよね。実はこのテント、ハンモックとテントを一体化させたような、不思議なモノなんです。
気持ちのいいハンモックと、居住性の高いテント。これを合体させたら、こうなったということですね。風が強くて揺れすぎる場合は、角にロープを付けてペグダウンすることで揺れを抑えられます。
そして想像以上に広い。これだけ広ければテントといっても差し支えないかと。しかも全面メッシュパネル。風に吹かれてゆらゆら揺れながら、木陰で心地良い時間を過ごす。最高だと思いませんか?
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いかがだったでしょうか。テントなんてどれでも同じなんてことはなく、居住性や快適さ、設営しやすさ、軽さなど、テントによってさまざまな個性があります。そろそろ買い換えようかと思っている方も、今年キャンプ、フェスデビューをする方も、一度お店に行って実物を見てみてください。個性的な新型テントは、どれも欲しくなるものばかりですよ。
(文/&GP編集部)
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