【GoodsPress Award 2021】
2021年のテレワークギアは、PCそのものよりも、周辺機器が充実。ガジェット関係は斬新さは無いものの、クオリティを高めたものが多数登場した。仕事だけではなく日常生活の質も高めてくれるギアの中から、ITライター・井上晃さんがグランプリに選んだのはAppleのAirTagだった。
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■仕事&生活を充実させるギアが割拠。話題&便利さで「Air Tag」がダントツ!
ITライターの井上晃さんによると、2020年、2021年では同じコロナ禍にあっても、テレワーク&ガジェットの人気ギアに関して大きな違いがあるという。
「2020年はテレワークが普及した年。そのためPCそのものの需要が高まり、同時に伸び率も大きくなりました。一方、2021年は普及したPCの周辺ギアなどが注目された印象です。例えば、デル・テクノロジーズからはWeb会議を前提としたディスプレー、ロジクールからはブランド初となるエルゴノミクスキーボードが登場しています。これらのマーケットにおける真新しい存在でこそありませんが、洗練されたデザインと完成度に目が留まりました。」
そんな井上さんが大賞に選んだのは、AppleのAirTag。
「最近のiPhoneには、UWBという技術を活用するU1チップが搭載されていて、Air Tagはこれを活用してスマートフォンからAirTagまでの正確な方向と距離を計測します。紛失防止タグというジャンルは新しくはありません。でもこうした技術を活用して、ユーザーに新しい体験を届けたところ、さらに先ほど話した2021年の傾向とはあまり関係のないところでマーケットを作ってしまうところは、さすがApple。業界の先端を進む企業だと感じました」
ITライター 井上晃さん
ITサービスやガジェットの最新動向について追いかけるフリーライター。雑誌やWebメディアを中心に、速報やレビュー、コラムなどを執筆している。
GoodsPress Award 2021
BEST HIT OF THE YEAR
ライフスタイルPC部門
★最優秀賞★
■カギや財布、バッグetc.“見つからない”を撲滅 !
Appleがもつ強力な「探す」アプリのネットワークを利用し、外出先での落とし物も発見しやすいのがポイントです」(井上さん)
Apple
「AirTag」(3800円)
iPhoneなどにプリインストールされている「探す」アプリを使って、取り付けた持ち物を探すデバイス。防塵防水性能のほか、直径約31.9mm、重さは約11gという軽量・小型サイズのため、取り付けるものを選ばない。
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