【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】
自分だったらこんなガレージを作りたい。誰しもそんな妄想を一度や二度思い描いたことがあるのではないだろうか。それをサラリーマンながらDIYで実現したのが木村友一朗さんだ。愛車のメンテやカスタムに好きなだけ没頭できる、夢の “秘密基地” にお邪魔した。
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■「資材はすべてホームセンターで調達。完全ハンドメイドのガレージです」
2010年に念願のマイホームを新築で購入した木村友一朗さん。敷地30坪・2階建て4LDKの分譲タイプで、玄関脇に車1台分の駐車スペースがある。首都圏ではこれに近いスペックの家に住んでいる、という読者の方も多いことだろう。
高校時代から大のバイク好きで、整備やカスタムは自分で手がけるという木村さん。そのための場所がほしかった彼は、駐車スペースの後方に目をつけた。ほとんどの家庭では物置き、または自転車置き場として使われそうな場所だ。
「家の設計図を見て、将来はここにガレージを作ろうと決めました。建物はまだ未完成だったので駐車スペースに電源と水道を引き込んでもらって、あとは入居してから自分で手作りすることにしたんです」
会社員 木村友一朗さん
外資系メーカーで自動車関連の開発業務に携わるエンジニア。かつては二輪パーツメーカーに勤めていたほどのバイク好きで、週末は趣味のバイクいじりやサーキット通いを満喫している。
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