4つのスタイルから探すホームオーディオステップアップ術【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】

【STYLE 1】

■ミニマムな構成で完結できる高音質スピーカー

基本はスマホで音楽を聴くスタイルから手軽にステップアップしたい人向け。最近はBluetooth接続でもハイレゾ再生に対応したモデルが登場している上、Hi-Fiオーディオブランドも参入。最小限の構成でいい音を楽しめる。

 

▼インテリアに馴染むハイレゾ対応BTスピーカー

DAPが有名なメーカーですが、スピーカーにも意欲的。ハイレゾコーデック対応なので、手軽に高音質を味わえます(折原さん)

Astell&Kern
「ACRO BE100」(4万9980円)

一体型のボディで迫力あるサウンドを楽しめるステレオBluetoothスピーカー。aptX HDやLDACに対応し、ハイレゾ音源の再生が可能。32bit Hi-Fi DACとClass-Dアンプを搭載し、大出力と歪みのないHi-Fiサウンドを実現している。

▲メタルとウッド、PUレザーを組み合わせた美しいデザイン。ボリュームコントロールの下部は操作時に点灯する

 

▼多彩な用途に対応するDAC内蔵アクティブスピーカー

ステレオで使えるBluetoothスピーカーとしては数少ないモデル。使いやすさと音質のバランスが優れています(折原さん)

AIRPULSE
「A100 BT5.0」(実勢価格:10万8000円前後)

高性能ウーハーを搭載し、人気を集めたDAC内蔵アクティブスピーカー「A80」をサイズアップ。低域再生能力が高まり、より迫力ある音を楽しめるようになった。USBやBluetooth(aptX)での接続に対応する。

▲背面にはUSB、光デジタル、アナログRCA/PCなどの入力端子に加えて、Treble/Bass専用の調整ダイヤルも備える

 

【STYLE 2】

■デスクトップに収められる高音質PCスピーカー

PCと組み合わせてデスクトップで音楽を聴きたい人にお薦め。ワイヤレス接続する必要がないので、USB接続などでより優れたサウンドを楽しめる。テレワークの環境を音響面で充実させるにもうってつけだ。

 

▼圧倒的なコスパが光るロングセラーモデル

コスパに優れたPC用スピーカーとして長く人気があるモデル。デスクトップオーディオの入門としてもお薦めです(折原さん)

JBL
「JBL Pebbles」(実勢価格:7000円前後)

USB接続で簡単に使えるPC用のDAC内蔵スピーカー。手頃なモデルながら、クリアなサウンドが楽しめる。USBバスパワー給電なので、ケーブル1本でシンプルに設置できるところも魅力。3.5mmの入力端子も搭載する。

▲背面に独自開発のスリップストリーム・ポートを配置。コンパクトながら、豊かな低音再生も実現している

 

▼ワイヤレス再生にも対応する名スピーカーの進化版

ピュアオーディオ関連のメーカーによる高性能スピーカーの進化版。適度なサイズ感で、本格ハイレゾ再生が楽しめます(折原さん)

クリプトン
「コンパクト・ニアフィールド・オーディオ KS-55Hyper」(10万9780円)

高音質なハイレゾ対応スピーカーとして人気の「KS-55」を音質や出力の面で改良し、DSD 5.6MHz入力にも対応したモデル。USB接続に加え、光デジタル入力や Bluetooth受信(aptX HDなど)も可能だ。

▲再生状況などは正面のLEDで表示。DSD 5.6MHzを再生している状態だと、赤色のLEDがふたつ点灯する

 

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