4つのスタイルから探すホームオーディオステップアップ術【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】

【STYLE 3】

■ネットワークプレーヤーを軸に構成するハイエンドシステム

Wi-Fiに対応し、音楽プレーヤー機能を内蔵したアンプなどと、パッシブスピーカーを組み合わせる構成。本格的なオーディオメーカーの製品も多く、現代的なピュアオーディオの入門的なシステムとも言える。

 

多機能なネットワーク対応アンプと、高級メーカーの手頃なスピーカーの組み合わせ。コンパクトな構成で合計20万円以下ですが、本格的な音を楽しめます(折原さん)

▼ストリーミングも映画も高音質な2chアンプ

マランツ
「NR1200」(8万8000円)

HDMI入力を備えた2chのHi-Fiアンプ。ネットワークオーディオ機能を搭載し、Amazon Music HDなどのストリーミングサービスやインターネットラジオも再生可能。DSD 5.6MHzなどのハイレゾ再生も可能だ。

▲背面にHDMIの入力端子を5つ、出力端子を1つ搭載。テレビやゲーム機などと組み合わせて使うこともできる

 

▼ブックシェルフ型ながら納得のパワーとスケール感

Bowers&Wilkins
「607 S2 Anniversary Edition」(11万円 ※2本1組)

同社のエントリークラススピーカー「600シリーズ」の25周年記念モデル。設置しやすいブックシェルフ型ながら、フラッグシップに搭載されるコンティニュアム・コーンなどを採用し、解像感のあるサウンドを出力する。

 

SA-C600はフルデジタルアンプ『JENO Engine』が優秀。デザインも優れていて、インテリアにこだわる人にもお薦めできるシステムです(折原さん)

▼幅広い音楽コンテンツに対応した一体型オーディオ

Technics
「ネットワークCDレシーバー SA-C600」(11万円)

省スペースで本格サウンドを楽しめる一体型オーディオ。ネットワークプレーヤーとCDプレーヤー、フルデジタルアンプ、Bluetooth接続機能など内蔵。CDの楽曲をハイレゾ音源に近い音質で再現する機能も備える。2月25日発売。

 

▼小型サイズで明瞭かつ立体的なサウンドを実現

Technics
「スピーカーシステム SB-C600」(11万円 ※2本1組)

Technicsの本格的なサウンドが楽しめるブックシェルフスピーカー。新開発の同軸ユニットにより、位相ずれを補正し、指向性が広く透明感のある高域再生を実現。ポートも新たに設計し、低域再生能力を高めている。2月25日発売。

 

【STYLE 4】

■拡張性も魅力的な本格オーディオシステム

従来のピュアオーディオの思想で、アンプ、プレーヤー、スピーカーを組み合わせて構成。同じメーカーで揃える必要はなく、多彩な選択肢の中から一つひとつ選ぶ楽しさもあるレコードプレーヤーなどを追加でき、拡張性の高さも魅力。

 

アンプやスピーカーをUKメーカーで揃えつつ、ネット対応にするためにEcho Linkを追加。合計15万円ほどで、多彩な音源に対応した充実のシステムを作れます(折原さん)

▼英国音響メーカーによるシンプルなエントリーモデル

ケンブリッジオーディオ
「プリメインアンプ AXA25」(2万9700円)
「CDプレーヤー AXC25」(2万9700円)

手頃な価格帯ながら、無駄を省いたシンプルな設計とナチュラルな音質を追求している、CDプレーヤーとプリメインアンプ。いずれも高さは10cmに満たず、積み重ねても場所を取らず設置しやすい。AXC25は英国の老舗Wolfson社のD/Aコンバーターを採用する。

 

▼上位機の技術をブックシェルフ型で再現

モニターオーディオ
「BRONZE 50-6G」(6万6000円 ※2本1組)

イギリスのスピーカーブランドによる小型筐体モデル。振動板などにハイエンドモデル譲りの独自技術を採用し、レスポンスのいいサウンドを実現。音の指向性も優れている。

 

▼手持ちのスピーカーをネット対応に

Amazon
「EchoLink」(2万4980円)

アンプやアクティブスピーカーと一緒に使うネット接続機器。Amazon MusicやApple Musicなどのストリーミングサービスを利用できるようになる。3.5mmのイヤホン出力端子も搭載。

 

本格派のサウンドと機能性、さらに設置しやすいサイズ感も考慮した組み合わせです。省スペースながら、多彩な楽曲を納得の高音質で楽しめます(折原さん)

▼音もデザインもハイクオリティ

ELAC
「VELA BS403」(36万3000円 ※2本1組)

優美なデザインが目を引くブックシェルフスピーカー。独自の高性能ツイーターと、ユニット性能を最大限に引き出すキャビネット構造による、豊かで解像感に優れた表現力が特徴。

 

▼先進の機能性も備えた高性能プレーヤー&アンプ

TEAC
「Reference シリーズ UD-701N」(38万2800円)
「Reference シリーズ AP-701」(32万7800円)

現代の音楽ニーズに対応したシリーズ初のフルサイズ機。UD-701N(左)は、USB DAC機能を核に、ネットワークプレーヤー、アナログプリアンプ、ヘッドホンアンプなどの機能を搭載。 パワーアンプのAP-701(右) は、入力から出力まで完全なデュアルモノラル構成を実現している。

>> 【特集】趣味な男の欲しいモノと秘密基地

※2021年2月4日発売「GoodsPress」3月号24-27ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/高橋 智>

 

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