【趣味な男の欲しいモノと秘密基地】
調理家電のジャンルは、世界中にメーカーが存在し、多彩な製品が作られている。利便性や信頼性を重視するなら国内メーカーの製品が安心だが、趣味のレベルで料理を追求するなら、ちょっと珍しい海外メーカーのモデルに目を向けるのも面白い。数ある調理家電の中から、料理道具コンサルタントの荒井康成さんが選んだのは、世界の食文化まで見えてきそうなモデルだ。
「今回選んだ調理家電は、日本のライフスタイルに影響を与えたものや、国内メーカーにあまりないような設計の製品です。それぞれの用途や機能は、それぞれの国の食文化を反映したもの。実際に使えば、便利さや性能の高さだけでなく、食や生活のスタイルにまで思いを巡らすことができるでしょう」
もちろん、それぞれが使い勝手の面でも優れていて、プロ仕様の製品もある。本格的な調理機能を使いこなせば、自然と料理の腕が磨かれていくはず。キッチンに立つ楽しさも増してくるだろう。
料理道具コンサルタント 荒井康成さん
洋菓子店勤務などを経て、エミール・アンリ社の日本代理店立ち上げに携わる。その後、独立して料理道具コンサルタントとして活動。執筆や専門学校の講師も手がける。著書に『ずっと使いたい世界の料理道具』(産業編集センター)
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