サイズ感や使い勝手がちょうどイイ!ハイエースベースの最新キャンピングカー7選

5. ダイレクトカーズ「リトリート スーパーロング」(747万5960円)

ウッドシールとブラックホイールでクラシカルなイメージを演出したダイレクトカーズのリトリート。これまではワイドボディのロングをベースにしていましたが、昨年新たにスーパーロングボディを追加。広い室内空間を活かし、使い勝手を高めたモデルとなっています。

リアルウッドを使用したインテリアは山小屋のようなイメージ。ベッドも広いので、2人でゆったり寝るのはもちろん、3人並んで寝ることもできそうです。

面白いのは運転席の後ろ側にある棚の中に、引き出し式のシンクが設けられていること。サイドタープを張り、外で料理を楽しむ時に便利なアイテムです。

>> ダイレクトカーズ

 

6. ケイワークス「オーロラスタークルーズEVANS」(778万9600円)

ハイエースベースのバンコンの他、デリカD:5 の架装も手掛けるケイワークス。ポップアップルーフを装備し開放感溢れる室内空間をつくることを得意としています。足回りにはオリジナルのリーフスプリングを装着してハイエース特有である走行時の跳ね上げ感を抑えています。

ポップアップルーフは超撥水性能を備えたテント地を使用し、マイナス10度でも使用できる断熱性を確保。ポップアップルーフは前向き・後ろ向きを選べます。そして車体にも徹底した断熱施工を施すことで、真冬のキャンプでの快適性が高められました。

ポップアップルーフを使うと就寝人数は最大5名を確保。また、車内で過ごす時もポップアップルーフを上げることで窮屈さを味わうことなく快適にくつろげます。リチウムイオンサブバッテリーが標準装備になるので、電化製品を気兼ねなく使えます。

>> ケイワークス

 

7. セキソーボディ「トム200」(769万5900円)

トラックのシャシーを使い、キャビン後方に広い部屋を作るキャブコンバージョン(キャブコン)は、いつか所有してみたいキャンピングカー。一方でトラックベースのため移動時の乗り心地がそこまで高くなかったり、保管場所に困るなど、高いハードルがあるのも事実。そのハードルを下げるために、ハイエースベースでキャブコンを作るビルダーも存在します。

セキソーボディのトム200は、ハイエースのナローボディをベースにキャビン後方を切ってキャブコンに仕上げたモデル。車体後方に常設ベッドと折りたたみ式ベッドを設置。

キャビン上部にバンクベッドも備えています。さらにセカンドシートをベッド展開することで、7人乗車で6人の就寝人数を実現しています。

ダイネットは対面4人で過ごすことが可能。シンクの給排水は各20Lあるので、料理や後片付け、シャワーなどを快適に使えます。クローゼットや豊富な収納が用意されるのもキャブコンならでは!

>> セキソーボディ

 

<取材・文/高橋 満(ブリッジマン)

高橋 満|求人誌、中古車雑誌の編集部を経て、1999年からフリーの編集者/ライターとして活動。自動車、音楽、アウトドアなどジャンルを問わず執筆。人物インタビューも得意としている。コンテンツ制作会社「ブリッジマン」の代表として、さまざまな企業のPRも担当。

 

 

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