新しいライフスタイルの広がりとともに、人気が急速に高まっているバイク。昨年は前年度比24%増(251cc以上の小型二輪)と新車の販売台数も大きく伸びました。新たに免許を取得する人やリターンライダーも増え、教習所も順番待ちが続いている状況だとか。
こうしたライダーの多くは憧れの車種に乗りたいと思っていることでしょうが、バイクを操る技術を上達させたいと感じている人も少なくないはず。ライディングテクニックが向上すれば、その分バイクに乗る楽しさもアップします。そんな向上心旺盛なライダーに向けて、テクニックの上達を助けてくれて、コストパフォーマンスも高い車種を7モデルピックアップしました。
1. ホンダ「グロム」(38万5000円)
「バイクの免許を取ったら、まずは小さいバイクで操る感覚を身につけろ」というのは、昔から言われている格言のひとつ。実際に乗ってみると、小さなバイクは操作に対する反応が良く、バランスを崩してもリカバーがしやすいため、初心者でも扱いやすく感じられます。そんなバイクの代表的な車種が原付二種(125ccクラス)の「グロム」。
12インチタイヤのコンパクトな車体で足つき性も良く、操作性も素直なので楽しみながらテクニックを磨けます。特に昨年のモデルチェンジでライディングポジションの自由度が向上し、ミッションも5速化されたので、操る楽しみはさらにアップしています。
【SPEC】
サイズ:1760×720×1015mm
重量:102kg
エンジン:123cc空冷単気筒OHC
最高出力:10PS/7250rpm
最大トルク:11Nm/5500rpm
価格:38万5000円
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