空間をアップデートするインテリアアイテム9選【部屋と趣味が充実する傑作買い得モノ】

【部屋と趣味が充実する傑作買い得モノ】

お家時間が長くなり、インテリアにこだわり始めた人も多いだろう。ただなかなか運命の家具には出合えないし、部屋の広さも限られる...と壁が立ちはだかることも。そこでプロの自宅を拝見して、部屋作りのヒントを教えてもらおう。

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インテリアスタイリストの竹内さんは「取材のたびに部屋が変わってる気がするな」と笑って話してくれた。建築学科卒業というバックグラウンドを持ち、この家はオフィスの空きをセルフリノベーションして住空間にしつらえた。過去にも自宅取材を受けており、そのたびにアイテムの配置やラインナップが変化している。日常の中で「もっとこうしたい」というイメージが湧き、自然とアップデートを繰り返しているという。

「ギャラリーのような真っ新な空間に、気に入ったものを少しずつ揃えてきました。アルフレックスの『マレンコ』(ソファ)もその1つで、知人が使っていたものを譲ってもらいました。高級家具だけでなく気に入ればどんなアイテムでも取り入れます。100均アイテムだってマッチすればOK。時にはDIYで作ることも。玄関脇の棚は東急ハンズで材料を購入、年始に組み立てました。最近は色味を抑えた空間が好きですが、好きなものは人それぞれ違うのでインテリアもファッションのようにいろんな組み合わせがあっていいと思います」

私たちも部屋作りに対して身構えずに“心地よい・楽しい”という感覚に耳を傾けてラフに向き合ってもいいのかもしれない。

インテリアスタイリスト 竹内優介さん
Laboratoryy所属。雑誌や広告、ブランドショップのディスプレイなど幅広く活躍する

 

 

 

■工夫が詰まったワンルーム

▲白とグレーを基調としたワンルームに窓から柔らかな光が差し込む。生活感を出さないように収納はカーテンなどで目隠し。ベッド部分は生活空間と分けるため高さを付けている

 

■すりガラスで抜け感を出したオリジナルラック

▲玄関から部屋が丸見えにならないようにと最近DIYで作ったラック。自身で図面を描き、東急ハンズで材料を購入・カットを依頼し、自宅で組み立てて仕上げた。備え付けのようななじみ具合はオリジナルだからこそ叶うもの

 

■生活感はカーテンでシャットアウト

▲窓際にキッチンや収納があるが、生活感を見せないようにコットンのカーテンで目隠しできるようにしている。視覚的にストレスフリーになるだけでなく、いつでもルーズに投げ込めるスペースがあるという気楽さも重要だ

 

■学生時代に惚れたオールドブラウンのオーディオ

▲空間のアクセントになっているのが、レトロなオーディオ。家電ブランドのブラウンが1960年代に製造していた「SK55」だ。「憧れのディーター・ラムスが手がけたもので、機能美に惹かれて海外から買い付けてもらいました」(竹内さん)

 

■寝具は頻繁に取り替えて気分転換を!

▲ワンルームでベッドがよく見えるからこそ、カバーを変えるなどしてアレンジを楽しんでいるそう。インテリアと繋がりのある色を選ぶことで、部屋を広く見せている。ベッド下の収納はシーツをあえて垂らして隠している

 

■IoT要素も取り入れてどこでも照明を調整

▲ベッドにいながら玄関近くの関節照明を遠隔操作できるようにTapoの「ミニスマートWi-Fiプラグ」を導入。コンセントを挿して、アプリと連携すればどこにいても照明のオン・オフが可能になる

 

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