【部屋と趣味が充実する傑作買い得モノ】
お家時間が長くなり、インテリアにこだわり始めた人も多いだろう。ただなかなか運命の家具には出合えないし、部屋の広さも限られる...と壁が立ちはだかることも。そこでプロの自宅を拝見して、部屋作りのヒントを教えてもらおう。
* * *
インテリアスタイリストの竹内さんは「取材のたびに部屋が変わってる気がするな」と笑って話してくれた。建築学科卒業というバックグラウンドを持ち、この家はオフィスの空きをセルフリノベーションして住空間にしつらえた。過去にも自宅取材を受けており、そのたびにアイテムの配置やラインナップが変化している。日常の中で「もっとこうしたい」というイメージが湧き、自然とアップデートを繰り返しているという。
「ギャラリーのような真っ新な空間に、気に入ったものを少しずつ揃えてきました。アルフレックスの『マレンコ』(ソファ)もその1つで、知人が使っていたものを譲ってもらいました。高級家具だけでなく気に入ればどんなアイテムでも取り入れます。100均アイテムだってマッチすればOK。時にはDIYで作ることも。玄関脇の棚は東急ハンズで材料を購入、年始に組み立てました。最近は色味を抑えた空間が好きですが、好きなものは人それぞれ違うのでインテリアもファッションのようにいろんな組み合わせがあっていいと思います」
私たちも部屋作りに対して身構えずに“心地よい・楽しい”という感覚に耳を傾けてラフに向き合ってもいいのかもしれない。
インテリアスタイリスト 竹内優介さん
Laboratoryy所属。雑誌や広告、ブランドショップのディスプレイなど幅広く活躍する
■工夫が詰まったワンルーム
■すりガラスで抜け感を出したオリジナルラック
■生活感はカーテンでシャットアウト
■学生時代に惚れたオールドブラウンのオーディオ
■寝具は頻繁に取り替えて気分転換を!
■IoT要素も取り入れてどこでも照明を調整
- 1
- 2