■そもそもメタバースって何?
メタバースは、Meta(高次の)+Universe(世界)の造語で、厳密な定義はありませんが、一般にオンライン上で人が集まるサービスを指します。VRと同義ではなく、スマホやPCで楽しめるものも含まれます。
【メタバースを体験できる先進サービス】
■1人でも複数でも使えるバーチャルな会議室
人と対面する「Presence(臨場感)」を伴うのが、ビデオ通話をベースにしたウェブ会議とは異なるところです(井上さん)
Meta
「Horizon Workrooms」
Metaが提供するVRを用いたビジネスコミュニケーションツールで、21年8月にオープンベータ版が公開。VRヘッドセットの「Meta Quest 2」(旧称Oculus Quest 2)があれば、無料で利用可能だ。一部の対応ノートPCをVR空間上に持ち込めることも特徴。
■スマホ/PC/VR対応の最も身近なメタバース
ここで「ワールド」や「インスタンス」といった概念を理解しておくと、他のバーチャルSNSも遊びやすいはず!(井上さん)
クラスター
「cluster」
スマートフォンさえあればすぐに楽しめる代表的なメタバースサービスのひとつ。アバターの姿で、さまざまなワールドに足を運んで、交流を楽しもう。日本企業が運営していることもあり、英語が苦手な初心者にもおすすめしやすい。PC版やQuest版がある点も◎。
(C)Cluster, Inc. All Rights Reserved.
【バーチャル空間への入り口となるVRヘッドセット】
■シェアNo.1の高コスパなVRヘッドセット
これからVRを体験したいなら、これを選んでおけば間違いありません。利用頻度が増えたら周辺機器も工夫しましょう(井上さん)
HTC
「VIVE Focus3」(13万900円)
両目で4896x2448ピクセルの5K解像度を誇るビジネス向けの一体型VRヘッドセット。標準でカウンターウエートまで備わっているように、快適さにこだわった作りも特徴だ。PCに接続して利用することも可能。
■ビジネスユースに対応する一台を求めるなら
仕事でVRに手を出すなら要検討。アプリストアのプラットフォームがQuestとは異なることは理解しておきましょう(井上さん)
Meta Quest
「Oculus Quest 2」(3万7180円:128GB/4万9280円:256GB)
Metaが展開するスタンドアローン型の一体型VRヘッドセットで、4万円弱で購入できる手頃さが魅力。無線または有線接続でPCと連携することで、PC向けのVRコンテンツにも対応できるなど、機能性も優れている。
【快適さアップのアクセサリ】
■鼻の隙間を埋めてくれるカバー
エレコム
「Oculus Quest 2用シリコンノーズカバー VR-Q2NC01BK」(実勢価格:1280円前後)
装着した「Meta Quest 2」と鼻の間に隙間があると光漏れで没入感を阻害しがち。ノーズカバーを装着することで、現実の光が入らないようにできる。取り外し・水洗いも可能だ。
■付け心地の改善は必須の課題
Meta Quest
「QUEST 2 ELITEストラップ」(6820円)
「Meta Quest 2」公式の替えストラップ。ダイヤル操作で調整ができるようになり、ゴムバンドよりも着脱が行いやすくなる。装着感を改善するためにも重要なアイテムだ。
■前後の重さのバランスを改善
cheero
「オキュラスクエスト2用バッテリーキット バックヘッドスタイル」(5000円:5000mAh/6000円:10000mAh)
後頭部のバンド部分に装着できるホルダーとモバイルバッテリーのセット。どうしても前方が重いゴーグルの重量バランスを改善しつつ、連続駆動時間も延長してくれる。
※2022年3月4日発売「GoodsPress」4月号64-65ページの記事をもとに構成しています
<文/GoodsPress編集部>
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