乗り遅れる前に始めたい!「メタバース」の歩き方【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

【メタバースで「遊ぶ」際に知っておきたい基礎知識】

■メタバースって何?

Meta(高次)+Universe(世界)の造語。厳密な定義はないが、現状3Dのバーチャル空間で人と交流したり、購買活動をしたりできるサービス群を包括した概念だといえる。

 

■メタバースで何ができる?

テーマを持ったワールドそのものがエンターテインメント性を持つので、アバターを介して話をしたり、アトラクションを楽しんだりするだけでも楽しめる。また、アバター用の衣装について、ファッションショーやコンサートなどのイベントが開催されることもある。

 

【最初はここに参加!初心者にオススメのプラットフォーム】

メタバースと言われるバーチャルSNSサービスは無数にあるが、Meta Quest 2を入手したら、まずはこの2サービスを試してみるのがおすすめ。clusterはスマホやPCでも入れる。

 

■一番やさしいメタバースはココ

クラスター
「cluster」

代表的な国産メタバース。説明書きが日本語で読めるほか、チュートリアルワールドがあるなど初心者に優しい。一方、ワールドクラフト機能があったりイベント開催が多いなど、どっぷり楽しめる要素も兼ね備える。

 

■バーチャル会議室に入れる

Meta
「Horizon Workrooms」

メタ社が提供するビジネスコミュニケーションサービスで、ベータ版扱いながらもすでに利用可能。対応のノートPCなどをバーチャルな空間に持ち込めるので、会議やプレゼンテーションを試すには最適だ。

 

【VRを楽しむのに必須!オススメ機器セレクト】

メタバースを深く体験したいなら、スマホやPC画面ではなく、「Meta Quest 2」などVRヘッドセットを用意する必要が出てくる。必要に応じて周辺機器の検討も忘れずに。

 

■初心者が買うならこれ一択

実質的なデファクトスタンダード的存在です。手頃な価格でありつつ高機能で、周辺機器も充実しています(吉田さん)

Meta
「Meta Quest 2」(128GB:3万7180円/256GB:4万9280円)

PC接続なしのスタンドアロンでも使える一体型VRヘッドセットの代表的な製品。価格も4万円弱〜と手頃だ。しかも、PCと接続してより高度な処理を行う「Oculus Link/Air Link」機能なども兼ね備える。

 

■専用ドックで快適に充電

置き場が定まりにくいVRヘッドセットの収納スペースを確保する意味でも、ドックやスタンドは重要です(吉田さん)

アンカー・ジャパン
「Charging Dock for Oculus Quest 2」(9990円)

Meta Quest 2(旧称Oculus)用の充電ドック。置き場を兼ねることで使いたいタイミングでの充電切れを防げる。コントローラーも付属の充電式電池を入れることで充電可能に。

 

■プロ向けのこだわり機材もある

VRをビジネスに応用したい人なら、検討する価値があるかも。周辺機器要らずで快適に使える仕様も◎(吉田さん)

HTC
「VIVE Focus 3」(13万900円)

VRの老舗であるHTCからは「VIVE」シリーズの製品が数多く展開されている。特に、スタンドアロン利用ならば、ビジネス向けをうたうFocus 3に注目。解像度やフレームレートの高さは競合よりもハイエンドな仕様だ。

>> 特集【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

※2022年4月6日発売「GoodsPress」5月号32-33ページの記事をもとに構成しています
(C)Cluster,Inc.All Rights Reserved (C)KDDI・au 5G/渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト

<取材・文/井上晃>

 

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