水槽でアートを楽しむ!アクアリウム入門【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

【アクアリウムの醍醐味ってなに?】

アクアリウムの楽しみは、魚の飼育のみならず。水草を自由に組み合わせて、自分だけのオリジナル空間を演出できる点も魅力のひとつで、水草を剪定したり、ミニチュア小物を配置したりと、凝りだしたら止まらない!

▲魚をメインに楽しむのもアリ!

 

【せまいスペースでも◎! 20cmキューブ飼育セット】

■熱帯魚にとって最適な環境がととのう

熱帯魚の飼育には、フィルター、ライト、ヒーター、砂利、水草などを使い、しっかりと育成環境を整えることをオススメします(八田さん)

人気の熱帯魚「ベタ」の飼育をスタートする際に便利なアクアフォレストオリジナルセット(6980円)。ライト付きは9480円。

20cm角の小ぶりサイズな水槽なら、限られたスペースでもアクアリウムを楽しめる。こちらのセットに加えて、砂利、網、掃除道具、バクテリアの素、ピンセット、好みで流木、石、水草、熱帯魚を選んで飼育スタート!

 

【自由にレイアウトできる60cm水槽】

■スペースが広くてアレンジしやすい

スペースが広いため、水草や流木などのレイアウトの自由度が上がります。水槽幅が60cm以上の場合、水槽台も必要になるので要注意です(八田さん)

▲水槽:ADA社「キューブガーデン60」(1万3200円)、フィルター:エーハイム社「2213」(1万6522円)、ライト:ゼンスイ社「ナノレビル600」(2万5300円)、ヒーター:エヴァリス社「ダイヤルブリッジR200AF」(6417円)

 

■ミニタイプの水草が人気

▲右:大型化せず、暗所でも育ちやすい「アヌビアス・ナナミニ」(1鉢1980円)、左:まっすぐに伸び丸い葉が可愛らしい「イエローリシマキア」(5本780円)

 

【初心者にオススメの魚】

■ベタやメダカはボトルでも飼育可能

独特のフォルムが目を引く、金魚の一種「らんちゅう」。金魚は水草を食べ尽くしてしまうため、水草観賞目的のアクアリウムで飼育するには△です(八田さん)

▲「らんちゅう」

色柄のバリエーションが豊富なベタは選ぶ楽しさがあり、愛着の湧く1匹が見つかるはず。ベタとメダカは大きめのガラス瓶でも飼育できるが、2、3日に1回の水交換が必要で、ベタに関しては冬場のヒーターが必須。

▲「ショーベタダブルテール ブラックスター」(1匹:9980円)

▲タフで育てやすい。「超幹之めだか」(1匹:780円)

 

【愛嬌満点の両生類たち】

■水中/陸地向けかは種類によって異なる

なかには水辺をあまり好まない品種も存在するため、土、植物、水場をバランス良く配置して、生育環境を整えてあげましょう(八田さん)

▲左:アカハライモリ(980円)、中央:ウーパールーパー リューシ黒目(4980円)、右:クランウェルツノガエル ペパーミント(6980円)

両生類を飼いたいという問い合わせも多く、ひとり暮らしのユーザーに人気だという。

 

<まだまだある!いろんな○○リウムの世界>

■陸地と水中2空間のコントラストが映えるアクアテラリウム

水中では魚が泳ぎ、陸地には木々が生い茂るようなイメージで、水槽の中が自然界そのものといった趣です(八田さん)

「アクアリウム」は水、「テラリウム」は陸地という意味。熱帯魚の業界においては、水と陸地が半分ずつ共生しているものをアクアテラリウム、あるいは、略してテラリウムと呼んでいる。

 

■“緑”にとことんこだわるならパルダリウム

ゆっくりと成長するコケやシダを中心に育てるなら、手入れは週に1、2度の霧吹きだけでOKです(八田さん)

ガラス容器の中でコケやシダ、湿地性植物を育てるパルダリウム。湿度管理をするところが一般的な園芸や観葉植物との違いで、イモリやカニなど水辺の生き物を入れて楽しんでも◎。ボールグラス(3980円)、ソイル(1386円)、植物(約5000円)

 

■管理しやすく子どもでも楽しめるボトルアクアリウム

ガラス容器に水草、まりもを入れて楽しむお手軽ボトルアクアリウム(まりもボトル)。明るい場所に置き、水を替えるだけなので管理も楽だが、成長スピードが遅く変化が少ない。マリモ(小)750円、マツモまたはアナカリス1本200〜300円程度。

>> 特集【週末趣味 ソト遊び&イエ遊び】

※2022年4月6日発売「GoodsPress」5月号40-41ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/清談社 松嶋千春 写真/工藤玲久>

 

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