■「映える」動画や映像を押さえるためには、周辺アクセサリーも用意しよう!
もし動画をメインに撮影したのなら、再生したときに一番問題なのが“手ブレ”。最新モデルは高精度な補正機能が付いているが、やはりスタビライザーなどを使うと、もっときれいな一歩進んだ撮影ができるはず。
また室内で撮影してネットにアップしたいなら、明るく撮ったり陰影をつけたりと、照明の工夫もしたほうがいいだろう。それから、音声や環境音を良い音質でしっかり拾うためには外部マイクも揃えておくと、きっと役立つ。さあ、準備して動画デビューしよう。
【リングライト】
■ムービーからスチール、メークアップにも使える
Phottix
「Phottix Nuada Ring60 LED Light」(3万2780円)
最近は室内で撮影される方も多いので、リングライトを用意しておくときれいな映像や画像にすることができます(藤本さん)
直径約49cmリングに、各216個の5600KクールカラーLEDと3200KウォームカラーLEDが配置されている。AC電源のほかに別売のバッテリーも2個装着できるので、屋外でも使用できる。
【ワイヤレスマイク】
■スマホやPCにも対応。カメラから離れてもしっかり録音
RODE
「Wireless GO II」(4万5100円)
ムービーでは、カメラの内蔵マイクだけでは音が弱くなります。ワイヤレスは固定の外部マイクよりも便利に使えます(藤本さん)
デュアルチャンネル対応の受信機と2個の送信機で構成されるワイヤレスマイクシステム。ムービー撮影時、被写体がカメラから離れていても音声や周辺音を録音できる。
【スタビライザー】
■さまざまなアングルでスムーズな撮影ができるプロ仕様
DJI
「RSC 2 Pro コンボ」(7万3700円)
プロユースを前提としたスタビライザーの中では価格と性能のバランスが取れていて、ハイアマチュアの方々に人気です(藤本さん)
折りたたみ&分解できるので、コンパクトに持ち運び、すぐに組み立てることができる。カメラを手元で操作しながら、さまざまなアングルで撮影をサポートしてくれる。
■背面の液晶タッチ画面で撮影をコントロールできる
DJI
「RS 2 Pro コンボ」(10万5600円)
ほかの機材と組み合わせ、さまざまなアングルや方法で撮影できるので、まるで映画のような映像を撮影できます(藤本さん)
カーボンモノコック構造で重さ1kgと軽量性を実現。最大積載量は約4.5kgで大きなカメラも載せられる。同社製に加え多くのサードパーティ製にも柔軟に対応し、多彩な撮影が可能。
■まずは手持ちのスマホでムービー撮影を体験することもできる
藤本さんは「動画は撮影してみたいけど、そのコツがわからない、予算的にミラーレスカメラは少し二の足を踏んでしまう、という方はこのジンバルにスマホをセットして撮影体験するのもいいと思います」と話す。
搭載された5つの強力モーターと高度なアルゴリズムが被写体の動きを捉え、スムーズなムービー撮影を可能にしてくれる。また、ロッドを215mm伸ばすこともできるので、セルフィーや少し高い視点からの撮影などもできる。
DJI
「OM 5」(1万7930円)
※2022年4月6日発売「GoodsPress」5月号64-66ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊 写真/増本雅人>
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