■至高の一杯を叶える傑作コーヒーギア
自身で豆からコーヒーを淹れる第一歩として、最低限揃えておきたい道具が「ミル」と「ケトル」と「ドリッパー」の3つ。そこに加えて、より美味しい一杯を実現するための「+αアイテム」があれば、コーヒーの楽しみ方や自由度もグッと広がるはずだ。
カズマックスさんに、自身も愛用しているモノも交えながら、初心者にもおすすめの傑作アイテムをピックアップ&紹介してもらった。
【Coffee Mill】
■初〜上級者まで誰もが使いやすい電動ミル
従来の電動ミルより低速で安定したモーターを内蔵していて低騒音。また静電気除去機能も搭載していて、冬でも粉が散らかりにくく、ご家族のいるキッチンでも使いやすいです(カズマックスさん)
Kalita
「NEXT Gシリーズ」(NEXT G2:6万3800円)
スタイリッシュな佇まいの電動コーヒーミル。モーターの回転数を従来品の50%まで低減させることで摩擦熱による風味の劣化を抑えたほか、粉の粒度の安定性と静音性を向上させた。写真はカズマックスさん愛用の「NEXT G」。
■ハンドミルを電動化できるスグレモノ
HARIOの「MSG-2」と「MSS-1」に対応していて、出張先やキャンプなどで手軽に挽きたてを楽しめます。大きな電動ミルを置くスペースがないキッチンやひとにもおすすめ(カズマックスさん)
HARIO
「モバイルミル スティック」(9900円)
同社の手挽きミルに取り付けて電動化できる電動モーター。浅煎りの硬い豆にも負けないパワーで手挽きの手間と時間を解消してくれる。コンパクトなサイズ感とリチウムイオン蓄電池搭載なので、気軽に持ち運びも可能だ。
■シンプル&スリムのスタンダードな手挽きミル
手にフィットする形状で持ちやすく、挽きやすいシンプルデザインの手挽きミル。ネジで挽き目調整も手軽にできますし、丸洗いも可能なので、毎日のお手入れも簡単です(カズマックスさん)
HARIO
「コーヒーミル・セラミックスリム」(3300円)
臼には摩擦熱が発生しにくいセラミックを採用し、熱によるコーヒー粉へのダメージを防ぐ。透明な目盛り付きボトルなので、挽いた量が一目でわかるほか、粉の粗さはつまみを回すだけの簡単調節など使いやすさが光る一台。
【Kettle】
■風合いの変化も楽しいケトル
握りやすい取っ手と、自由度の高い注ぎ口が魅力。銅製なので長く使い込むことで味が出るまさに「育てるポット」です。基本的には別で沸かしたお湯を注いで使うのがおすすめ(カズマックスさん)
Kalita
「Cu ケトル 700」(1万5400円)
クラシックな見た目が目を引く銅製のドリップケトル。「注ぎ口は根本が太いので、湯量が絞られすぎずに調節ができ自由度があります。いろんなドリッパーに対応しやすいです」(カズマックスさん)。容量は0.7L。
【Dripper】
■フィルターとドリッパーの一体型
金属フィルターはペーパーフィルターと比べて片付けの手間があるものの、豆の持つカフェオイルをカットせずドリップできるので、コク深いコーヒーを飲みたい方におすすめです(カズマックスさん)
MacMa
「カフェメタル」(3300円)
ドリッパー自体が金属フィルターになっていて、豆の油分を生かしたコクのあるコーヒーが楽しめる。ステンレス製なのでお手入れもしやすく、食器洗い乾燥機にも対応している。シンプルな見た目も美しい。
■カラーバリエーションに富んだドリッパー
カラーバリエーションが豊富な円すい型磁器ドリッパーです。別売りのホルダーも木製と樹脂製があり、自分の家カフェスタイルに合わせて選べる楽しさがあります(カズマックスさん)
ORIGAMI
「ドリッパーS」(2530円)
縦溝がまるでオリガミを折ったようにみえるORIGAMIのドリッパー。20あるリブ(溝)がドリッパーとペーパーの間に空間を作ることでお湯の抜けをスムーズにし、多彩な抽出を実現。鮮やかなカラーも素敵。
■ガラスとウッドの組み合わせがオシャレ
コーヒーの通る穴が大きいので抽出の速さを自分の注ぎ方によって自由に変えられ、さまざまなコーヒーをスッキリと美味しく淹れることができる万能型です(カズマックスさん)
HARIO
「V60耐熱ガラス透過ドリッパー オリーブウッド」(3850円)
V60耐熱ガラス透過ドリッパーに、オリーブウッドホルダーを組み合わせたアイテム。ガラスとウッディな素材を使用したナチュラルな雰囲気が見た目にも楽しい。サイズは1〜2杯用、口径φ97mmで、食洗機にも対応している
【+α Item】
■ドリップスケール
分量や時間が測れる「はかり」があると便利。キッチンスケールでも測れますが、精度と反応速度に優れた専用スケールがおすすめです(カズマックスさん)
アカイア
「ブラックパール」
■ドリップスタンド
ドリップスタンドがあると、サーバーではかるより抽出量がわかりやすいし、ドリッパーとサーバーの相性も考えなくていいので便利(カズマックスさん)
YUKIWA
「コーヒードリップスタンド」
■温度計
ドリップケトルに挿して使うので、あまり電池の部分が水やお湯に近づきすぎない長めの温度計が使いやすくていいですね(カズマックスさん)
タニタ
「デジタル温度計」
※2022年4月6日発売「GoodsPress」5月号86-89ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/GoodsPress編集部 写真/逢坂聡>
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