評論家と専門店スタッフが太鼓判!最新オーディオ&ビジュアル【安くても傑作モノ】

【ケース別オススメ機器③】
オールマイティにAVを満喫したい

大画面テレビを中心に環境を考えるならパナソニックがオススメだと鴻池氏。

「有機ELの『ビエラ TH-65JZ2000』は、高コントラストで、また、制作者の意図した色を忠実に再現でき、特に暗部で差が出ます。アトモススピーカーが搭載されているのもポイント。BDレコーダーである『DMR-4T402』は、これまで積み重ねてきたデジタルAV信号処理技術により、圧縮時の画質が高品質。組み合わせて使いたいですね」

既存のテレビのサウンドをアップデートしたい場合は、

「ワイヤレスの4スピーカーでサラウンドを満喫できるソニーの『HT-A9』はユニークな製品。高さを揃えなくても補正できる機能があり、設置場所の自由度も高い。シンプルに高音質化したいなら、BOSEの『Smart Soundbar 900』。Dolby Atmos対応で音の広がり感が秀逸です」

一方、既に複数のAV機器を所有しているなら、ヤマハの「RX-V6A」のような、AVレシーバーを購入すると効率的だ。

 

■今までにないサウンド体験

ヤマハ
「AVレシーバー RX-V6A」(実勢価格:8万8000円前後)

5.1chのスピーカーに、トップスピーカーやハイトスピーカーなど2つ追加するだけで、Dolby Atmosなどの3Dサラウンドを体感可能なAVセンター。バーチャル3D再生にも対応。複数のAV機器を活用したい時に重宝する。

▲ヤマハ独自の音場創出技術により、映画館やコンサートホールの空間を効果的に自宅で再現。重厚なサウンドに浸れる

▲専用アプリ「AV SETUP GUIDE」により、AVレシーバーと周辺機器との接続や機能設定、調整作業もスムーズ

 

■屋内外場所を問わずテレビ番組を見られる

パナソニック
「4Kチューナー内蔵ディーガ DMR-4T402」(実勢価格:13万7500円前後)

新4K衛星放送の3番組同時録画に対応。指定した時間帯のドラマ・アニメをすべて自動で録画する機能も搭載している。専用アプリを使えば、録画番組や放送中の番組をスマホで視聴も可能だ。

▲新4K衛星放送の番組を自宅のテレビに合わせて自動で映像変換し、HDMI出力する。精細かつ鮮やかな高画質を楽しめる

 

■設置場所を問わずにサラウンドシステムを構成

ソニー
「ホームシアターシステム HT-A9」(実勢価格:25万3000円前後)

設置場所は自在。設置したスピーカー間の距離と天井までの距離を計測し、部屋に合わせた最適な音場空間を自動生成する。映画、スポーツ、音楽ほか圧倒的な音の広がりと臨場感を実現。

▲コントロールボックスの背面。さまざまなコンテンツを高品質な絵とサウンドで楽しめる

▲独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」で、音に包み込まれるような360立体音響を満喫可能

 

■ビエラ最高峰の圧倒的映像美

パナソニック
「4K有機ELテレビ TH-65JZ2000」(実勢価格:39万7980円前後)

独自設計・組立ての有機ELディスプレイにより、高コントラストな映像を実現。豊かに光と色を表現し、AIがシーンに合わせて映像を自動で最適化する。上向きと横向きのスピーカー搭載で、迫力ある立体音響も体感可能。

 

■映画館のような迫力あるサウンドを自宅で

BOSE
「Bose Smart Soundbar 900」(11万9900円)

Dolby Atmos対応の同機は、9つのスピーカーを内蔵。新たに天井反射スピーカーが搭載され、頭上からも音が満たされているようなサウンド空間を構築。自宅でも映画館のような臨場感が再現できる。

▲Amazon AlexaとGoogleアシスタントを搭載。ハンズフリーですべてのエンターテインメントをコントロール

 

<AVAC新宿本店の推しはコレ!>

■色再現と解像感が飛躍的に進化

LG
「86QNED90JPA」(実勢価格:50万円前後)

「86インチの大画面がこの価格帯で手に入るのはすごい」(明石氏)という、LGの液晶テレビ。新基準のMiniLEDバックライトと量子ドットナノセルカラーテクノロジーにより、深い黒を再現するとともに、色の表現力も進化している。

 

【次ページ】できるだけAV機器をミニマムにするには?

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