【1万円以内】
1. 日本メーカーらしいまろやかなサウンド
JVC
「HA-A5T」(4290円)
日本メーカーの高コスパ定番アイテム。高磁力ネオジウムマグネットを採用した高音質ドライバーを搭載。パワフルなボーカルと濁りのないサウンドを実現する。カラーバリエーションは5色から選択可能。
【再生時間】イヤホン:約5時間/ケース:約10時間
【重量】イヤホン:約3.9g(片耳)/充電ケース込み:約35.7g
【防水性能】IPX4
▼邦楽(YOASOBI「群青」)
長時間聴いても疲れないサウンド ★3.5
厚みを出すナチュラル系で、歌声は頭の中で響く。クリアではないが長時間のリスニングでも疲れないサウンド。
▼洋楽(BTS「Dynamaite」)
ハイトーンとボリュームある低音 ★3.5
ハイトーンの歌声はしっかりと再現。低音はボリューム感重視で、リッチな音に満たされるサウンドを求めるならアリ。
▼アニソン(Aimer「残響散歌」)
低音のパワーが強いダイナミックなサウンド ★3
低音のパワーバランスが強く、歌声はあまり前には出ずにダイナミックな音を感じる。楽器や複雑なサウンドはやや苦手。
▼総評
低価格でシンプルな入門モデル。キツさを回避したサウンドの作りは日本メーカーらしいまろやかさを実現している。イヤホンがコンパクトなため、サイズ重視の女性にもオススメ。
2. 音質&操作性も良好 バランスよく使える
アンカージャパン
「Soundcore Life P2i」(4290円)
低音を増幅させる低音モードに加え、音声をクリアに強調するポッドキャストモードを搭載し、幅広いユーザーに対応。また周辺のノイズを除去し、声を大きく伝送する「AIノイズリダクション」の搭載で、テレワークにも使いやすい。
【再生時間】イヤホン:最大約8時間/ケース:最大約28時間
【重量】イヤホン:約4.4g(片耳)/充電ケース込み:約48g
【防水性能】IPX5
▼邦楽(YOASOBI「群青」)
メリハリのきいた立ち上がる歌声 ★4
メリハリをきかせた鮮やかなサウンドでハッキリと立ち上がる歌声は、J-POPの歌声と相性が良い。小音量リスニングにも向く。
▼洋楽(BTS「Dynamaite」)
低音の強さが強烈 唸る低音が心地よい ★4
歌声のシャープな立ち上がり、低音のアタックの強さが強烈。グングンと唸るような低音の気持ちよさは相当なモノ。
▼アニソン(Aimer「残響散歌」)
ライブ感と高音がアニソンには相性◎ ★4
楽曲の世界観に没入させるようなライブ感を感じる。キツめの高音が本機の特色。アニソンとは比較的相性が良い。
▼総評
メリハリを効かせたサウンドキャラクターに2種類のイコライザーを採用し、さらに最低限のカスタマイズ性も確保している。片耳でも使える機能性は地味に便利。
3. 邦楽との相性が抜群 低価格でも高機能
AVIOT
「TE-D01gs」(5610円)
高音質を実現するφ6mmダイナミックドライバーを、特徴的なスケルトンデザインに搭載。ノイズを遮断する高いフィット感、外音取り込み機能、映像やゲームの音ズレを抑制するなど、低価格&多機能を実現する。
【再生時間】イヤホン:約10時間/ケース:約50時間
【重量】イヤホン:約4.6g (片耳)/充電ケース込み:約50g
【防水性能】IPX7
▼邦楽(YOASOBI「群青」)
楽器の音色もしっとり J-POPとの相性が良い ★5
厚みのある歌声は美しく、楽器の音色もみずみずしく響く。リズムの刻みの見通しも良い。J-POPのサウンドは全方位に優秀。
▼洋楽(BTS「Dynamaite」)
よく響く重低音。特に音楽の表現性が◎ ★3.5
重低音の沈み込みは深いが、リズムには弱くダンス系には不向き。しかし音楽全体を客観的に表現する特徴がある。
▼アニソン(Aimer「残響散歌」)
音の存在が分かるフラットなチューニング ★4.5
音楽を分離して聴かせようとするフラット志向のチューニング。没入感よりも、すべての音の存在が聴ける特徴がある。
▼総評
価格以上の高音質でJ-POPと相性が良い。外音の取り込み機能や、専用アプリを使った追跡機能があったり、低価格モデルの中では機能も豊富に揃っている。
4. 重低音を求めるならハイスペックなこれ
SOUNDPEATS
「AIR3 PRO」(6480円)
没入感を高めるアクティブノイズキャンセリング(ANC)に加えて、極細のバイオセルロース振動板を採用。振幅の大きい低中音域も忠実に再現し、価格を抑えながら、ハイブランドに迫る高い音質を実現する。
【再生時間】イヤホン:約6時間/ケース:約24時間
【重量】イヤホン:約4.5g(片耳)/充電ケース込み:約36g
【防水性能】IPX4
▼邦楽(YOASOBI「群青」)
歌声と楽器音をバランスよく聴かせる ★4.5
歌声をナチュラルで鮮やかに聞かせつつも、楽器の音やリズムトラックも聴かせるバランス。現代的なサウンドに相性良し。
▼洋楽(BTS「Dynamaite」)
重低音を存分に満喫したいなら ★4.5
重低音の沈み込みはとても深く、リズムは音の響きが良くボリューム感がある。たっぷりの低音に満たされたいならおすすめ。
▼アニソン(Aimer「残響散歌」)
曲の雰囲気よりも音の響きに特化 ★3.5
アニソンの世界感より、音の響きに特化したバランス。歌声はあまり前に出てこないので、楽曲との相性はちょっと難しい。
▼総評
1万円以下でありながら、ANCの搭載やaptX Adaptiveコーデック対応など、機能性やスペック面は本当に最強。多機能重視かつ重低音サウンドを求める人に向いている。
5. あらゆる面から見て完成度の高さが光る
Earfun
「Air Pro SV」(8990円)
イヤホンとケースのそれぞれに採用した独特なデザインが特徴のモデル。10mmウール複合ドライバーにより、パワフルなサウンドが楽しめる。風切り音低減機能、IPX5など、アウトドアスポーツでの使い勝手も良い。
【再生時間】イヤホン:約6時間/ケース:約24時間
【重量】イヤホン:約4.5g(片耳)/充電ケース込み:約36g
【防水性能】IPX5
▼邦楽(YOASOBI「群青」)
強めの重低音とクリアな歌声が引き立つ ★4
重低音が強めだが、同時に歌声のクリアさ、情報量もしっかりと再現。どちらかというと現代的な電子音楽志向の曲が合う。
▼洋楽(BTS「Dynamaite」)
洋楽の再生に最適 ずっと聴いていたい! ★5
立体的な音空間の展開、歌声とリズムを刻む音圧がまさに洋楽向け。音の見通しもよく、ずっと聴いていたくなるサウンドだ。
▼アニソン(Aimer「残響散歌」)
音の広がりと没入感。世界観を体感したいなら! ★5
音空間の広がりがとても大きく、アニソンの世界観に没入できる。歌声や効果音が耳の周りを取り巻くような体験に相性抜群。
▼総評
独自カスタマイズしたANC精度の高さ、専用アプリからのカスタマイズ性と機能性は、ベストといえるほどの完成度。加えて音質も優秀なベストバイモデルだ。
6.欠点が少なく総合的にバランスが整っている
ソニー
「WF-C500」(実勢価格:1万円前後)
ソニーの独自技術「DSEE」を搭載し、ネット動画などの低ビットレート音源でもCDレベルのクオリティまで高めてリスニングできる。また無料の専用アプリを使えば、好みの音質へカスタマイズも可能。
【再生時間】イヤホン:約10時間/ケース:約20時間
【重量】イヤホン:約5.4g(片耳)/充電ケース込み:ー
【防水性能】IPX5
▼邦楽(YOASOBI「群青」)
音の立体感や空間の広がりに特徴あり ★5
しっとりと優しく歌声が浮かび上がる、まさにJ-POP志向。楽器の立体感や空間の広がりも大きく、丁寧なサウンドが好印象。
▼洋楽(BTS「Dynamaite」)
周りを囲まれる立体的な音質 ★4.5
適度に深く引き締まった低音にリズムの刻み、そして周囲を囲むような音の立体感。洋楽も客観的に聴きたい人向き。
▼アニソン(Aimer「残響散歌」)
打ち込みサウンドの再現性は◎ ★4
歌声のバンドも同程度で、アニソンの世界観としてはどっちつかず。ドラム打ち込みサウンドの精緻な再現性はお見事。
▼総評
耳へのフィット感が良く、ナチュラル系のサウンドバランスも巧み。機能性だけが少し低めではあるが、大手らしい欠点が少ない定番モデルといえるだろう。