■ゆっくりとくつろぐためのグッズも用意しよう
キャンプの夜といえば、焚き火も楽しみのひとつ。調理もできるし、冬場は暖も取れる。そして焚き火の炎には、“1/fゆらぎ”という効果がある。不規則に揺れる炎のリズムを見たり、薪が弾ける音を聴いたりすると、人はそれを快感と感じてリラックスできるのだ。しかし、今はほとんどのキャンプ場で直火は禁止。小さなものでいいので、焚き火台を用意しておこう。
テントの中や外で作業する時の明かりも必要だ。クルマで行くキャンプであれば、大型で強力なランタンを持っていくことができるが、オートバイではそうはいかない。小さくても照度が高く、ヘッドライトがテント内の照明にもなるタイプを揃えておくと便利だ。
また、地面に直接座るのは意外と疲れるもの。軽くてコンパクトに収納できるチェアを持っていくと、たとえ小さなものでもゆったりと過ごせる。
【焚き火台】キャンプの夜はゆらめく焚き火の炎で癒されたい
13. 焚き火と料理に必要なものが全て揃っている
組み立て不要で、開くだけで簡単に設置できる焚き火台です(伊藤さん)
ダックノット
「焚き火台 B.S.Tスパッタシート SET」(1万5950円)
使い勝手重視の削ぎ落とされたデザインで、開いて置くだけで設置が完了する。火床が船底型になっていて熾火を残すこともできるので、再着火がスムーズに行えるのも便利だ。地面や芝生を熱や火の粉から守るフェルトのスパッタシートも付いている。
14. 側板を外せば大きな薪も使える軽量なモデル
チタン製で燃焼効率も良く、焼き網も付いていて料理もしやすいです(伊藤さん)
ベルモント
「焚き火台 TABI BM-263」(1万1000円)
6本の脚で火床をしっかり支え、安定させられる。収納時のサイズは178×360×15mmで薄くなり、使用時は237×360×170mmになるので、ソロだけでなく少人数のキャンプや渓流釣り、沢登りなど、多彩な用途に使うことが可能だ。
15. 薪や小枝を使って手元で焚き火ができる
燃焼効率が良くて、誰でも簡単に火を熾せる高品質なステンレス製です(伊藤さん)
ソロストーブ
「ソロストーブ ライト」(8800円)
ステンレスの二層壁構造で、小枝や薪などで火を熾すと発生する可燃性ガスを含んだ煙を二次燃焼で燃焼させる。火力が強く、約950mlの水を8〜10分で沸かすことができる。また煙も少なく、服にも匂いが付きにくい。
【照明器具】コンパクトなライトで暗闇に灯をともす
16. 超小型で超明るいアウトドア用ランタン
付属の専用充電池と市販の単三電池の両方で使えます(伊藤さん)
レッドレンザー
「ML4」
「ML4 Warm Light」(各4950円)
高さ約97mmの掌に収まってしまう超小型ランタン。マイクロプリズムリフレクター技術で、眩しさを低減しつつ効率的に照らしてくれる。白色光と暖かみのある光の「Warm Light」の2種類がある。
17. デザインと機能を両立させた小型ライト
クレイモア
「キャップオン」(6050円)
サイズ51.2×50.1×30.4mm、重量43gの超々小型ライトだが、20〜280ルーメンの明るさ。そのうえモーションセンサーを搭載し、発光モードを3通りに切り替えられる。様々な場面で役立つはずだ。
18. 点灯面の切り替えと照度調節に対応したライト
折りたたみスタンドとつり下げ用ハンガーを装備していて使いやすいです(伊藤さん)
ゴールゼロ
「Lighthouse Mini R2」(7480円)
最大で210ルーメンの光量があるLEDライトを搭載。点灯面の切り替えと照度調節ができる多機能ランタン。バッテリー残量が分かるインジケーターが付いていて、フル充電で最大約500時間の使用が可能なので、防災用として用意しておいてもいい。
【チェア】小さな存在だがリラックス度を上げてくれる
19. どこにでも持ち運びたくなる小型軽量設計
開くだけで素早く組み立てることができるので、すぐに使えます(伊藤さん)
ヘリノックス
「タクティカル スピードスツール」(1万4080円)
収納サイズ44×10×10cm、組み立てると36×26×25cm、耐荷重100kgのスツールになる。重量575gと小さく背もたれもないが、地面に直接座るよりは、ずっと楽に過ごせるようになるので、ぜひ用意しておきたい。
20.ゆったり座れるポリエステル製チェア
ポケットやモールテープが配置され、使用シーンに応じて拡張できます(伊藤さん)
5050WORKSHOP
「コンパクトフォールディングチェア」(7700円)
広い座面を持ち、ゆったりと座れるのに重量は約1.35kg。剛性の高いアルミニウム合金のフレームに、高強度ダブルレイヤー仕上げの600デニールポリエステル生地を使用しているので耐久性も高い。
>> 特集【安くても傑作モノ】
※2022年5月6日発売「GoodsPress」6月号50-53ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊 写真/増本雅人>
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