1. ひたすら続く直線は日本とは思えない!
日本海オロロンライン・北海道
雄大な日本海と天売島・焼尻島、そして利尻島を眺めつつ、日本の最北端・宗谷岬へと真っ直ぐに続く一本道を走れば、人生観が変わるほどの感動。というのも、石狩から稚内までの距離は約300kmもあり、走破するのは1日がかかり。日本のてっぺんへたどり着く“達成感”が得られ、それはライダーとしての勲章です!
2. 雄大で変化に富む自然を雲上の道で味わおう
磐梯吾妻スカイライン・福島県
吾妻連峰を縫うように走るパノラマコースはカーブを曲がるごとに変化に富んだ景色が目の前に広がり、ライダーにとっては雲上の楽園を駆け抜けているかのような幸せな気分に。火山による荒漠を目の当たりにできる浄土平は、有毒ガスのため一帯が駐停車禁止。視野の広いバイクで来てよかったとつくづく思う。
3. 駆け抜けてはもったいない 清々しい風を感じて欲しい
ビーナスライン・長野県
中央自動車道の諏訪ICを降りて、市街地を抜けるといよいよ始まる絶景ルート。白樺湖を経て、車山高原、霧ヶ峰、美ヶ原高原へ至る高原ルートは一気に通り抜けてはもったいない。見晴らしの良い展望エリアや散策のできる遊歩道、美術館、道の駅など、立ち寄りポイントの充実ぶりも魅力のひとつ。
4. 日本海に沈む夕陽と愛車 SNS映えの1枚を狙いたい
千里浜なぎさドライブウェイ・石川県
国内唯一、世界でも珍しい波打ち際をバイクやクルマで走ることができる、全長約8kmのルート。バイクで砂浜を走るのは不安という人は、クルマが往来している所なら砂が硬くしまって走りやすいので、そこをトレースしよう。写真を撮る際はスタンドが埋もれないよう木の板なども用意しておくと安心。
5. 阿蘇パノラマラインと走りたい 九州の屈指ルート
やまなみハイウェイ・大分県&熊本県
大分県の湯布院と熊本県の阿蘇という2大観光地をつなぐ山岳道路。長者原付近は正面に硫黄山の噴火口を見ながらの快走区間で、圧巻の景色を堪能できる。ただ見通しが良すぎてついペースが上がりがちなので注意。日本一の温泉県・大分だけに、日帰り入浴施設を利用して疲れを癒やすのもオススメ!
6. 低速で絶景を満喫できる原付道を走る手もあり!
しまなみ海道・広島県&愛媛県
広島県尾道と愛媛県今治、瀬戸内海に浮かぶ美しい島々を7つの橋で結ぶ海の道はツーリングのメッカとして知られ、年間を通して多くのライダーが訪れる。オススメは低速で景色をより堪能できる原付専用ルート。周辺にはいくつかのレンタルバイク店があり、125cc以下の小排気量モデルにも乗りかえ可能。