扇風機といえば最も手軽に涼を得られる家電です。エアコンのように部屋が涼しくなるまで時間がかかることもなく、電源をオンにすればすぐに風を発生させてくれます。暑すぎる日は温かい空気を動かすだけで、涼しさという面で考えると少々厳しいこともありますが、エアコンと比べて消費電力が圧倒的に少なく、安価なものだと2000円程度から買える手軽さは大きな魅力です。
モーターが発明された頃から登場するなど、家電としてはかなり長い歴史のある扇風機ですが、10年ほど前から大きく様相が変化。そのきっかけとなったのが、バルミューダが2010年に発売したDCモーター搭載扇風機「GREEN FUN」です。省エネで静か、そして羽根を工夫することでやわらかい風を発生させるなど、それまでの扇風機の概念を大きく変えました。中でもDCモーターはその後一大ブームとなり、今では定番になっています。
またここ数年でサーキュレーターが定着したこともトピックです。扇風機のように涼を得るために使うのではなく、部屋の空気を撹拌させることが目的のため、直進性が高く強い風を起こせることが特徴。ただ最近は、扇風機のような使い方も想定したサーキュレーターも登場するなど、バリエーションも増えてきています。
そんな扇風機とサーキュレーターの最新モデルを5つご紹介します。身近すぎて、そしてすでに持っているからと見過ごしがちかもしれませんが、続々と変わり種モデルが登場している分野なので、ちょっと注目して見てみるとおもしろいものが見つかるかもしれませんよ。
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