【大人の海遊びギア完全ガイド】
ガッツリ海に入って水遊びしたい人から浜辺で遊びたい人まで、ビーチでの過ごし方はさまざま。通販などで人気の遊具を「海」と「浜」に分けて紹介。マリンアクティビティのスペシャリストに、それぞれの楽しみ方を教えてもらった。
* * *
家族や友人と訪れるビーチ。泳ぐだけでも楽しいが、グッズを持参すればなお楽しい。
マリンアクティビティ体験ができるショップ「遊びの達人鴨川」の代表、石井勇次さんは「水面で弾むワボバのボールやラングスのドッヂビーなど、大人も子供も一緒に遊べるものがおすすめです」と話す。
さらに、子どもが遊具で遊ぶ際の注意点も解説する。
「遊具の対象年齢を確認したうえで、水鉄砲や花火など危険が伴う遊びは、必ず大人が付き添い、見守りましょう」
また、真夏の浜にはこんな危険も潜んでいる。
「ビーチの砂は焼けるように熱く、ガラス片や尖った石などが落ちていることも。磯遊びをするときは、転んだり足を怪我したりしないようにマリンシューズの着用をおすすめします」
また石井さんによれば、海に入る際は基本的にライフジャケットを着用したほうが良いとのことだ。
「夏場はニュースなどで、『着ていたら助かったのに…』という事故をよく見ます。カヤック、ボディボード、スノーケリングなどの水遊び全般、体が浮くのをサポートするライフジャケット、場合によってはスノーケリングジャケットを着用していただきたいです」
泳ぎ慣れていない人は特に注意が必要だ。
「波の激しいところだと、流されて浮き輪やボートから体が離されてしまう可能性もあります。そんなときもライフジャケットが活躍しますし、そもそも波の激しい場所は避けて浅瀬で遊ぶ、遊泳禁止区域に近付かない、といった心がけも大事です」
また、海に入っていると体が涼しく感じるが…。
「遊びでも熱中症になる恐れはあるので、水分補給を忘れずに。無理しないで、休憩を挟みつつ遊びましょう」
遊びの達人鴨川 代表 石井勇次さん
房総の海でフライボードやホバーボード、サップボードなどのマリンアクティビティを体験できるレジャーショップ代表。2022年夏は新たに海の家「Moana」をオープン予定
- 1
- 2