【SURFBOARD】
初めてサーフボードを手に入れるとき、最も気をつけたいのは、十分な浮力が備わっているかどうか。というのも、初心者の最初の壁となるのは、パドリングとテイクオフだから。この2つをできるだけ容易にマスターするには、安定感と浮力のあるボード、つまりファンボードと呼ばれるタイプがベストチョイスなのだ。
■ファンサーフ×アートを具現化したソフトボード界の雄!
CATCH SURF
「Odysea LOG Pro Koston×Gonz」(サイズ8ʼ0”/9万200円)
世界で影響力のあるレジェンドスケーターとアーティスト兼スケーターの2人が、夢のコラボ。今年のキャッチサーフの中で最もイケてるグラフィックだ。浮力たっぷりで初心者から楽しめるアウトライン。
■ハードコアな世界観とハイクオリティが融合した本物感!
DRAG SOFTBOARD
「2022 Thruster Collection」(サイズ8ʼ0”/6万4545円)
チッパ・ウィルソンなど、世界的有名なフリーサーファーが在籍する注目ブランド。彼らの型にとらわれない自由なフィードバックを元に製作、開発されるモデルは、初心者〜上級者まで対応する。
■信じられないほど乗りやすいボード
NSP SURFBOARD
「Protech Double Up 7ʼ4” Blue Tint」(7ʼ4”/8万2500円)
ロングの良さをギュッと圧縮し、安定感をそのままミッドレングスに詰め込んだボード。初心者のパドル力を補って余りある浮力とバランスで、信じられないほど簡単に波をキャッチできる。
【FIN】
舵取りの役割を果たすフィンは、形や素材によって特徴が大きく異なる。どんなものが何本ついているかによって、ボードの動かし方や乗り味にも影響を及ぼすのだ。初心者は、ボードの長さに適したサイズと安定感のある形を選べばOK。ちなみに、ここで紹介するような、おしゃれなフィンなら、インテリアにもなる!
■人気者マイキーモデルはクセがなく安定感あり
CAPTAIN FIN
「Mikey February Bonzer 7.5」(1万2430円)
クールなサーフスタイルで世界的な人気を誇る、南アフリカ出身のトップサーファー、マイキー・フェブラリーのシグネチャー。7’0”〜8’0”ほどのボードで安定感を発揮するシングルフィン。
■飾りたくなる美しいフォルムのシングルフィン
CAPTAIN FIN
「Alex Knost Sunshine 10」(1万1330円)
カリフォルニアの有名なスタイルマスター、アレックス・ノストによって設計されたシングルフィン。幅広のベースから徐々に細くなる流線型のデザインが、スムースなターンを可能にする。全8色展開。
【WET&BOARDSHORTS】
サーフィンをするときに欠かせないウエットスーツは、保温性が命だ。そして、どんなにハイスペックでも、自分の体形に合っていないと宝の持ち腐れとなる。最初は既製サイズでもよいが、いずれは採寸してフルオーダーしたい。季節や水温、ブランドやサーフィンのスタイルでも、さまざまな選択肢を楽しめるはずだ。
■長袖タッパー&トランクスは夏の小慣れスタイル!
DEUS EX MACHINA
「SANDBAR CONTRAST / SHADOW GREY」(1万1000円)
ゆったりフィットの16インチ丈ウエストゴム仕様ボードショーツ。海でも街でも使える。
DEUS EX MACHINA
「DEUS WETSUITS FRONT ZIP L/S TAPPER」(3万6300円)
フロントジップ長袖タッパー。特殊編みたて技術で、ウエットスーツに必要な伸縮性と応力、耐久性を確保したストレッチジャージ。
■クラシカルにいくならこのスタイルで決まり!
TRUMP
「HEX Menʼs LongJohn」(6万円)
バックジップタイプのロングジョン。ロングボーダーが好むクラシックなスタイルだ。上にフロントジップ長袖タッパーを合わせるのもアリ。
■最新マテリアル&デザインはパフォーマンス重視派へ!
OʼNEILL
「PSYCHO Z.E.N.ZIP」(11万5500円)
プロが認める特許技術で水の浸入を防ぎ、高い柔軟性も実現。最新素材やカッティング、カラーは、ショートボーダー好み。
【LEASHES】
リーシュコードとは、サーフボードと足をつなぐ流れ止めのヒモ。使用するサーフボードや波のコンディションに応じて、その太さや長さのチョイスが異なる。別名パワーコードともいう。ボードを流してしまうのを防ぐと同時に、流した時に他人をケガさせる確率もグンと減らせる。もはや装着はマナーの重要ギア。
■テイクオフからライディングまでノーストレスのリーシュ
DEEP WATER SUPPLY
「Standard 7ʼ0」(4950円)
足への負担軽減とフィット感を実現させたハイブリッド・ラバーカフで、撥水性の高い表面素材が超軽量化を実現。ワントーンプリントも大人っぽい。ライディング時にコードの絡みつきや巻きつきを防ぐ設計が秀逸。
【WAX】
サーフィンにはワックスが必需品。ワックスというと滑らせるための用途が普通だが、サーフィンの場合は滑り止めとして足を乗せるボードのデッキ面に塗る。ワックスは、下地として塗るベースコートのほかに、4〜6種類ほどの硬さのものがある。季節や水温に応じて、使用するワックスの種類を見極めよう。
■世界中で愛されるサーフワックスのパイオニア
SEX WAX
「Quick Humps」(396円)
70年代前半に誕生し、不動のサーフワックスとして、近代サーフィンの礎を築いたブランド。6種類のタイプから2つを組み合わせて使用すれば、よりグリップ力が高まる逸品。
※2022年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号124-125ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/熊倉隆宣>
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