キャンプにおけるテーブル&チェアの最適解【キャンプギア BEST HIT名鑑】

【LOW STYLE】時間がゆっくり流れる今人気のスタイル

地面に近い位置に座ってゆったり過ごせる、今一番人気があるスタイル。火に薪をくべやすく、焚き火を楽しむのにもピッタリ。ただ座面が低く立ち上がりにくいため、本格的な調理をするには、あまり向かない。高さの目安としては、テーブルが30〜40cmくらいで、それに合わせたチェアは20〜30cm程度。

 

■温もりを感じる天然素材のウッドテーブル

温かみがあって、天然素材の優しさを感じるテーブル。自然と調和しやすいので、統一感が作りやすいと思います(中村さん)

ピースパーク
「フォールディング ウッドテーブル」(1万2980円)

耐荷重30kgと、堅く強度が高いビーチウッドを使用した木製のロールテーブル。W68×D22×H11cmとコンパクトに収納できる組み立て式。60cm四方の天板サイズは、ソロでもファミリーでも使いやすい。

▲リビングに雰囲気を出すウッドテーブルは自宅のインテリアとしても使える

 

■焚き火を楽しむためのシンプルなテーブル

自宅でも使用できるデザインと設置時の安定感が特徴。組み上げ式ですが、パーツが少なく、素早く設営できます(中村さん)

ハングアウト
「ファイヤーサイドテーブル」(8580円)

焚き火を楽しむのに最適なサイドテーブル。天板の下はラックになっていて、地面からの湿気を防ぎながら薪を保持できる。33cmの高さは、ジャグやクーラーボックスなどのスタンドとしても使いやすい。

 

■収納性が高くテーブルの周りがすっきり

ローテーブルの範囲内で高さの変更ができるので、手持ちのチェアと高さが合わせられます。収納性に優れる点も◎(中村さん)

Alpen Outdoors
「ロールテーブル 120」(2万1989円)

天板から脚までの全てに天然木を使った、温かみのあるデザインが特徴。天板はロール式で丸めてコンパクトに持ち運びができて、天板の下にはメッシュ状の小物用ラックがあるため、テーブルの周りを整頓して広く使える。

▲テーブルのサイドはハンガーフレームを装備。使わないシェラカップやトングを下げておける

 

■焚き火の近くに座りたくなる天然木のローチェア

オール天然木のフレームと難燃生地の座面。キルティング加工で沈み込みも少なく、座り心地も非常に良いです(中村さん)

Alpen Outdoors
「ローチェア」(1万7589円)

天然のブナを使用した座面32cmのローチェア。背もたれや座面のキルティング素材には難燃加工が施され、焚き火の近くで使用しても火の粉で穴が開きにくい。脚には保護キャップが付属し、自宅での使用も可能。

▲背面にはポケットとベルトがある

 

■軽量チェアには珍しいリクライニング機能付き

軽量でありながら耐荷重は驚異の136kg。身体を包み込む座面は快適で、名前のとおり月や星を見たくなるチェアです!(中村さん)

ニーモ
「ムーンライト リクライニングチェア」(1万8150円)

座りやすさ、組み立てやすさに加えて、830gの軽さも実現したポータブルチェア。一般的な軽量チェアにはない強度と耐久性、さらにリクライニング機能を組み合わせ、長時間でも快適に過ごせる。

 

【HIGH STYLE】立ち座り、調理がしやすく大人数で楽しみたい人に!

'90年代に流行したオートキャンプの流れをくむスタイル。当時は天井の高いテントが一般的だったことに加え、BBQを立食していたアメリカンスタイルの影響もあり、それに合った高いテーブル&チェアを使用していた。立ち座りが楽&立ったまま調理がしやすいため、料理にこだわりをもつキャンパーに人気。目安となるテーブルの高さは60〜70cm、チェアは35〜40cm程度。

 

■環境に配慮した竹製の天板を採用

環境負荷が少ない竹製の天板を採用。重量は13kgあるため安定感があり、走り回る子どもと一緒のキャンプでも安心です(中村さん)

スノーピーク
「ワンアクションテーブルロング竹」(4万4000円)

天板を左右に開けば、内側から飛び出す絵本のように脚が現れる機構を採用。設営のしやすさに加えて、太めのアルミパイプを使用しているため、安定感も十分。リビング中央のテーブルとしても調理の作業台としても活躍する。

 

■さまざまなリビングに映えるデザイン

どんな場所でも使えるデザインが◎。いろいろなテントにも合わせやすく、置くだけでリビングがおしゃれに変身!(中村さん)

オンウェー
「New スリムチェア/アイボリー」(1万2100円)

どんなリビングにも合わせやすいシンプルなデザインがポイント。人間工学を取り入れた座面は、座りやすく安定感も高い。フレームは細めながら丈夫で、自宅で長く使えるほどの安定感をもたらす。

 

■天然木を使用したソロにも使える手ごろなサイズの天板

アルミ製の脚は軽量ながら丈夫で耐久性が高いです。限定色のブラックは自然と溶け込むので人気があります(中村さん)

コールマン
「ナチュラルウッドロールテーブル クラシック(65)」(1万5800円)

約W65×D70cmという、ソロキャンプにちょうどいい天板サイズのウッドテーブル。天板は丸められ、約W12×D18×H70cmに収納できる。耐荷重は30kgで、重めのダッチオーブンも載せられる。

 

■身体を包み込む座り心地で焚き火を楽しめる

背もたれを倒すと星を見上げることもできるので、そのためだけに現地まで持っていく人もいるほどです(中村さん)

コールマン
「レイチェア(ダルゴールド)」(1万2000円)

3段階のリクライニングが可能なハイバックチェア。使い込むほどに身体になじむコットンキャンバス地は、火の粉に強く、焚き火を楽しむシーンに最適。後頭部まですっぽり包まれる座り心地は、まさに極上。

 

【次ページ】お座敷スタイル&ハイ・ローのアイテムもチェック!

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