キャンプの達人がコッソリ教える、あると便利なスグレ小物【キャンプギア BEST HIT名鑑】

【美味しさと効率を両立させる“食事”ギア】

■コンパクトで強力!火口が伸びる安全着火

主にランタンやバーナーの着火に使用しています。火口キャップ付きで、バックパックの中で点火する危険も回避できます(大森さん)

SOTO
「スライドガストーチ」(2400円)

使用時は火口を伸ばせて、収納は縮められる、安全性と収納性に配慮したガス式ライター。1300°Cの耐風バーナーにより、強風の中でも確実に着火できる。燃料にライターガスが使えて、エコで経済的。

 

■適度な大きさで調理台としても使える

フチに立ち上がりがあり、炭や灰が落ちない構造がいい。焚き火シートより重いけれど、環境にダメージを与えにくくて◎(大森さん)

tent-Mark DESIGNS
「焚火台ベーススタンドM」(4180円)

たき火台の下に設置して「熱を地面に伝えない」「灰を下に落さない」ようにするスタンド。たき火シートよりも地面を熱から守れるほか、頑丈な作りのため、バーナーを置いて調理台としても使用するそう。

 

■細い枝にも太い薪にも!小さくて頑丈なトング

太い薪も細い枝もつかめる便利さに加えて、食品用のトングとは間違えないデザインが特徴。食の安全も守れます(大森さん)

tent-Mark DESIGNS
「キングトング S」(968円)

焚き火で食事を作る有名ガイドが愛用していたトングを元に製作。薪が持ちやすく、バネの耐久性も十分で、重いダッチオーブンも持ち上げられる。大森さんは、取っ手に革を巻いて、持ちやすさと安全性をUPさせている。

 

■懐かしさを感じる昭和レトロなアルミボウル

食器にもなるしアルミ製で火にもかけられる。複数人でキャンプに行くと食器が“カブる”こともありますが、これなら心配なし(大森さん)

北陸アルミニウム
「アルミボウル セット」(実勢価格:3980円)

「昭和の台所」をイメージして作られたアルミボウルセット。アウトドア用ではないが、シェラカップのように使えて、スタッキングもできるため、キャンプ用に最適。自然に調和するレトロな色合いも良い。

 

■シンプル操作で食材の鮮度を保つ

食材に下味を付けたまま持っていき、帰るときはジッパー付きバッグとして余った食材を持ち帰る、そんな使い方です(大森さん)

ツヴィリング
「真空ポンプ&バッグのセット」

食材をバッグに入れてポンプで真空状態にすれば、食材の酸化を防いで鮮度をキープ。ボタンを押すだけのシンプル操作で素早く真空保存ができる。充電式のため電源が必要なく、現地で真空調理を楽しめる。

 

【次ページ】設営の効率化をサポートするギア

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