【人気ネット通販掘り出し物大全】
コロナ禍で世界的な半導体不足になって以降、カメラは開発の遅れや発売延期などが相次いでいたが、ここにきて元の状態に戻りつつある様子。新製品のリリースもある中、旅行やレジャーに使うカメラを探すなら「今のうちが狙い目」と写真家の大浦タケシさんは見ている。
「ミラーレス一眼は全体的に高価格帯にシフトしつつあり、手頃なエントリーモデルの新製品がなかなか出てこない状況です。また、レンズなども現行製品が値上がりする傾向にあります。手頃なモデルをネットなどで探すなら、在庫がある今のうちがお勧めです」
旅向きのモデルとしては、屋外での撮影を考えると、ファインダー付きが便利だという。
「眩しい日差しの下では、液晶モニターはかなり見づらくなります。その点、ファインダーをのぞいて撮影すれば、被写体が見やすく、失敗写真も減ります。それに、せっかくの旅の景色をきれいに撮るには、ファインダーを使って被写体と対峙する感覚も大切でしょう」
最近は動画撮影機能が充実したモデルも多く、強力な手ブレ補正機能を生かせば、手持ちでも撮影しやすい。写真も動画も美しく残せる頼れる一台を、タイミングを逃さずに狙いたいところだ。
写真家 大浦タケシさん
カメラ専門誌やWeb媒体などで、多くのレビュー記事を執筆しているカメラマン。フィルムカメラから最新のデジタルカメラ、ドローンまで、興味の対象は幅広い。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員
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