【人気ネット通販掘り出し物大全】
今年に入り、テレビ市場ではミニLED採用の液晶モデルが注目を集めているが、これは最新モデルの話。手頃で高画質なモデルを探したいところだが、「それが簡単に見つかるわけではない」とオーディオビジュアルライターの折原一也さんは話す。
「テレビはそもそも、安くてハイスペックな機種が存在しにくいジャンルです。単にパネルなどのパーツを組み合わせればいいわけではなく、映像チューニングなどのノウハウも重要。低価格モデルとハイエンドモデルとでは、画質に明確な差が出てくるわけです」
とはいえ、賢く探せば掘り出し物が見つかる。ポイントはメーカーにこだわらないことだ。
「国内の大手メーカー製にこだわらなければ、手頃で画質が十分なモデルは見つかります。東芝レグザの技術を投入しているハイセンスのように、技術に優れたものも少なくありません」
また、最先端のスペックが必要でないなら、型落ちも狙い目。半年から1年ほど前のモデルなら、それほど性能差がないものを手頃に買える。プロジェクターも同様で、メーカーや最新機能にこだわらなければ、お得なモデルが見つかるはずだ。
オーディオビジュアルライター 折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などでトレンド解説や製品レビューなど多彩な記事を執筆している。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務めている
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