【人気ネット通販掘り出し物大全】
イヤホンやスピーカー、サウンドバーなど、オーディオ関連の製品をネットで探すと、実に多彩なメーカーが目に入る。中には激安な製品も見つかるが、気軽に買っていいものか悩んでしまう。そんな状況がここ数年続いていたが、オーディオビジュアルライターの折原一也さんは「最近は少し様相が変わってきた」と語る。
「中国系の中華メーカーをはじめ、海外メーカーの格安製品がこの3〜4年でかなり増えましたが、最近は淘汰が進んできた印象です。例えばEarFunやAnkerなど、一般の知名度は低くても、確かな技術で着実に信頼を築いてきたメーカーが人気を集めています」
これらの製品は飛び抜けた性能を備えているわけではないが、必要十分といえるスペックで価格は手頃。有名メーカーにもエントリーモデルなど安い価格帯の製品はあるが、やや割高感がある。「メーカーにこだわらなければ、満足感の高いハイコスパモデルを見つけやすい」(折原さん)のだ。
また、最近伸びているジャンルにはゲーミングヘッドセットが挙げられる。こちらは「大手音響メーカーの技術を採用したモデル」が音質面でも使い勝手の面でも優れているようだ。
オーディオビジュアルライター 折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などでトレンド解説や製品レビューなどの多彩な記事を執筆している。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)審査員も務めている
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