【趣味と遊びの秘密基地ギア】
まだまだ熱が冷めそうにないサウナブーム。今年も続々と新しい施設がオープンするなか、GoodsPress編集部では、宿泊施設複合型の貸切サウナや周辺地域と共生するサウナに注目。設備やコンセプトが個性的な4施設を紹介しよう。
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サウナでの黙浴が常識となったいま、仲間と語らいながらサウナを楽しめる場はとても貴重だ。サウナランド浅草は、気軽に時間利用できる薪サウナに加え、2つのサウナ付きホテル客室を有し、幅広い需要に応えている。
会員制サウナARCH神楽坂の代表である藤永さんは「サウナでは人との心の距離がグッと近くなります。すでに親密な相手とはもちろん、これから仲良くなりたい人とも来てほしいです」と話す。
一方で、周辺地域への貢献を考えて作られた施設も。PARADISEは、コロナ禍で打撃を受けた三田の商店街を元気にしたいという想いから、あえて店内に飲食スペースを設けていないそう。
「湯上がりはぜひ、周りのおいしいご飯屋さんに足を運んでほしいです」(運営・大澤さん)
過疎化の進む湯泉津町の観光活性化を目指して作られた時津風は、サウナで自然を感じ、名産や文化に触れ、地元の人と交流する場を提供している。
「サウナをきっかけにまずは足を運んでもらい、町の魅力をたくさん知ってほしいです」(広報・入江さん)
誰と入るか、サウナ後はどこに足を伸ばすかといったことも、サ活を楽しむヒントになりそうだ。