6. コンパクト収納なのに太薪を無理なく組める
薄くて軽いのに耐荷重は驚異の15kg。ずっしり広葉樹薪にも対応し、樹種を選ばず焚き火ができる。薪の操作はストレスフリーだし、コスパ高!(山口さん)
TOKYO CRAFTS
「焚火台マクライト」(1万2980円)
バックパックに入れてどこにでも持ち運べる収納サイズ。広げればソロでもグループでも使える絶妙なサイズになるので、使用シーンは極めて広い。火床は広く、市販の40cm薪も余裕で組める。五徳を載せるスタンドは少々高く見えるが、風防に載せれば熾や炭火での調理も可能。片側の風防を外せば灰捨ても楽ちんだ。サイズ:36×40×H32cm、重さ:794g、耐荷重:15kg
7. 網焼きからオーブン料理まで!料理機能七変化
ごはん担当にぴったり。火床を真ん中におけば、上で煮込み・下で焼き物など同時調理もできそう。アイデア次第で化けそうなアイテム(山口さん)
Fielder's
「クッキング炎箱」(3万3330円)
鍋を落とし込むカマド料理、しっかり熱を閉じ込めるオーブン料理、網焼き、鉄板焼き、串焼き、燻製もできるなど、調理に特化した箱形焚き火台。火床の高さはサイドの穴で調節する。温度計と前ぶた付属なのもニクイ。1mm厚のSUS304(ステンレス)を使用しているので、重さはあるが一生モノだ。サイズ:40×39.2×H46.4cm、重さ:7.5kg
8. テーブル&ポールと一体化すれば調理がはかどる!
調理から食事、焚き火までシームレスに楽しめる。ランタンスタンドや小型ラックなどソロのリビングに必要な機能がそろっているのが便利(山口さん)
ロゴス
「MAKIBI マルチソロテーブル」(2万9000円)
囲炉裏テーブルを発明したロゴスより、焚き火台、焚き火ハンガー&ランタンスタンド、ラックを一体化させた耐熱テーブルが誕生。吊り下げ料理の際は、五徳に薪を立てかけて炎を大きくするといい。デイキャンプではポールを取り外し、焚き火台とテーブルのみを使用してもOK。サイズ:71.5×35×H28cm(焚き火台31.5×31.5cm)、重さ:6kg
■ヤマケン流焚き火遊びの極意
山口さんは料理も得意。話題の戦闘飯盒弐型も愛用している。
「何を作るかにもよるけれど、中蓋を活用した同時調理は焚き火+飯盒の最適解。本体で汁物や煮込みをして、中蓋で炊飯や蒸し料理を仕込み、トライポッドに吊す。放置するだけでキャンプ飯ができちゃうので、料理が苦手な人でも楽しめるでしょう。何よりも、焚き火にかけているときのルックスがロマンにあふれています」
■2022年注目の焚き火小物
■薪をいじりやすい五徳は安定感も大
手持ちの焚き火台に追加するだけで調理しやすくなるので、料理好きキャンパーによさそう。折りたたみ式だから持ち運びもとっても便利(山口さん)
FIRE BANK
「サラマンダーの檻」(9999円)
よくある2本のゲタ脚ではなく4辺で支える五徳なので、安定感抜群。おまけに幅広い焚き火台に対応する。高さが約15cmで薪をいじりやすいのがうれしい。サイズ:28.5×28×H14.8cm、重さ:570g、耐荷重:10kg
■炎から身を守るブランケット
焚き火の事故は誰にでも起こりうるので、万一に備えてこうしたブランケットを1枚持っておくといい。焚き火シート的な使い方もできるかも?(山口さん)
SOL
「エマージェンシーファイヤーブランケット」(3850円)
100%グラスファイバー素材で耐火性がよく、火元にかぶせて酸素を遮断すれば消火できるブランケット。大きめサイズなので避難時に体を覆える。カラビナ付き収納ケースも付属。サイズ:120×180cm
※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号18-21ページの記事をもとに構成しています
<撮影/逢坂聡 文/大森弘恵>
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