【趣味と遊びの秘密基地ギア】
頑丈なフレームに太めのタイヤをセットした“グラベル”ロードが増殖中! 走る場所を選ばず、通勤、普段使い、ロングライドとさまざまな使い方ができる。レース用の“ロードバイク”からの乗り換え組も多数いるグラベルロードで、スポーツの秋を遊び尽くそう!
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スポーツ自転車専門店「ワイズロード」の三上玄さんは「まだまだロードバイクも多いですが、初めてのスポーツバイクとしてグラベルロードに乗り始める人が増えています」と話す。
グラベルロードは以前からアメリカを中心に流行していたが、ここ1、2年で日本でもグッと人気が高まってきたジャンル。見た目はロードバイクのようだが、頑丈なフレームに、悪路にも対応する太めのタイヤをセットして、あらゆる場所を走れる機能をもっている。
「当初はキャンプや旅する自転車として、荷物を積めるキャリアをセットしてのんびり走る、というものでした。でも近ごろはグラベルのレースも開催され、かなりスピードが出せるモデルも登場しています。このあたりのクラスになると、軽量のカーボンフレームを採用してまるでロードバイクのように走れるので、ロードから乗り換える人もいます」
グラベルは場所を選ばず走れるため、街でもかなり使える。
「太めのタイヤなので、ロードバイクと違い安心感をもって街の段差を越えられるほか、荷物も積めるので、通勤バイクとしてもかなり優秀だと思います」
最初の一台としても、ロードからの乗り換えにも最適。グラベルロードで新しい自転車体験をしてみては?
ワイズロード新宿本館 三上 玄さん
サイクリングから自転車をはじめて8年。現在ではロードレースの実業団登録をするほどの実力をもつ。一方で、MTB、グラベルロードと幅広いジャンルの自転車に乗り、乗る楽しさをショップから発信している
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