通勤から旅までマルチに使えるグラベルロード6選【趣味と遊びの秘密基地ギア】

【趣味と遊びの秘密基地ギア】

頑丈なフレームに太めのタイヤをセットした“グラベル”ロードが増殖中! 走る場所を選ばず、通勤、普段使い、ロングライドとさまざまな使い方ができる。レース用の“ロードバイク”からの乗り換え組も多数いるグラベルロードで、スポーツの秋を遊び尽くそう!

*  *  *

スポーツ自転車専門店「ワイズロード」の三上玄さんは「まだまだロードバイクも多いですが、初めてのスポーツバイクとしてグラベルロードに乗り始める人が増えています」と話す。

グラベルロードは以前からアメリカを中心に流行していたが、ここ1、2年で日本でもグッと人気が高まってきたジャンル。見た目はロードバイクのようだが、頑丈なフレームに、悪路にも対応する太めのタイヤをセットして、あらゆる場所を走れる機能をもっている。

「当初はキャンプや旅する自転車として、荷物を積めるキャリアをセットしてのんびり走る、というものでした。でも近ごろはグラベルのレースも開催され、かなりスピードが出せるモデルも登場しています。このあたりのクラスになると、軽量のカーボンフレームを採用してまるでロードバイクのように走れるので、ロードから乗り換える人もいます」

グラベルは場所を選ばず走れるため、街でもかなり使える。

「太めのタイヤなので、ロードバイクと違い安心感をもって街の段差を越えられるほか、荷物も積めるので、通勤バイクとしてもかなり優秀だと思います」

最初の一台としても、ロードからの乗り換えにも最適。グラベルロードで新しい自転車体験をしてみては?

ワイズロード新宿本館 三上 玄さん
サイクリングから自転車をはじめて8年。現在ではロードレースの実業団登録をするほどの実力をもつ。一方で、MTB、グラベルロードと幅広いジャンルの自転車に乗り、乗る楽しさをショップから発信している

 

【次ページ】新しいグラベルロードにはどれを選ぶ?

この記事のタイトルとURLをコピーする