■コレ、オレの相棒
PORTER/αGEL GRIP
「2WAY BRIEFCASE」(10万4500円)
営業マンとして連日アクティブに動き回る株式会社𠮷田の営業部、西村祐晟さんは、衝撃吸収性に優れた“αGEL”をハンドルなどに内蔵した人気シリーズを愛用中。
「最近ではビジネスシーンにおいてもカジュアル化が進んでいますが、私は担当先に百貨店もあるため、相応の身嗜みが求められます。加えてカタログやPCを筆頭に、大量の荷物も持ち運ばなければならない。デザインと実用性、どちらも犠牲にしたくなかった中、響いたのがこのブリーフだったんです」
実際に使ってみると、その心地よさに大満足だそうで「手前味噌ですが、やはり一般的なブリーフよりも断然持ちやすい。1日持ち歩いても以前より疲れが軽減されているように感じます。スーツにもなじむし、本当に重宝していますね」
株式会社𠮷田 営業部 西村祐晟さん
2018年の入社前からポーター好きで、現職についてからもしばらくはタンカーのヘルメットバッグを愛用。タイドアップスタイルとのシンクロ率を考慮して本作を購入
■ポーターは60年、ずっとワーク・ライフ・バランスだった
鞄メーカーの𠮷田が1962年に立ち上げた自社ブランドが「PORTER」。90年代のバブル期まで、国内市場では海外のライセンスブランドが隆盛を極めるなか、国産鞄にこだわり続けてきた。それもこれも、すべては使い手のワーク・ライフ・バランスを調和し得る製品を作るため。代表作で簡単にその軌跡をおさらいしたい。
【1962】PORTERブランド誕生
【1968】BARON発表
【1983】TANKER発表
【1995】UNION発表
【2002】PORTER SMOKY発表
※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号70-75ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/黒澤正人 写真/高瀬博、逢坂聡(P71)>
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