2. 性別を問わない優美なシルエット
アニアリー
「ブリーフ」(4万4000円)
オイルを浸透させた後に波状の型押しを施したオリジナルの「ウェーブレザー」を採用。そのハリとツヤ、両端を上に折り曲げてサポート力を高めた底面の効果で、優美なシルエットながらしっかりと自立する。正面と裏面で形状を変えたアウトポケットのデザインと使い勝手が両立しているのもさすが。W37.5×H28×D8cm
【アニアリー】
今の時代に問われるレザーバッグの使いやすさを探究するアニアリー。デザインだけでなく、しなやかさと軽さ、そして色味に妥協しないオリジナルレザーにファンが多い。
3. オンオフ共にOKの縦型トート
ペッレ モルビダ
「スリムトートバッグ」(4万9500円)
ジャパンレザーの名産地・姫路で作られるオリジナルシュリンクレザーは、ソフトさが癖になりそう。ライニングも肌触りの良いマイクロライトスエードだ。開口部のストラップはベロ差し式なので、荷物が多い時も金具に固定しやすい。ブランドアイコンのIDペーパーを内蔵したホイッスルがカードケースと共に付属。W32×H35×D8cm
【ペッレ モルビダ】
船旅を楽しむ成熟した大人をイメージした、無駄を省いたタイムレスなデザインが中心。古の豪華客船を彷彿とさせる美しい曲線のフォルムは、圧倒的な技術力の証明でもある。
4. トラベルにも活用できる大容量
キプリス
「トゥージュール トートバッグ」(5万2800円)
側面の縫い方を途中で変えてデザインのアクセントにしただけでなく、自立性も向上させた技アリの作品。厚みのある牛革ながらタッチが柔らかなのは、鞣しの「加脂」と「シボ出し」の工程を二回繰り返しているから。長めのハンドルは肩掛けが苦にならず、開口部は中央にあるスナップボタンでも留められる。W39×H31×D18cm
【キプリス】
繊細な縫製テクニックで特に革小物の評価が高い日本のブランド。バッグのような大物にも技術はしっかりと生かされ、デザインの良さと堅牢さが高度に両立している。
※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号76ページの記事をもとに構成しています
<文/飯野高広 スタイリング/佐々木誠 写真/高瀬博>
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